「共感的態度・・・共感のことか?」

じゃあ、相手と同じように感じない時はどうするんだ?

彩のつわりが辛いのはもちろん分かる。

けれど、実際に体験したこともないし、本当の意味では同じように感じることはできない。

「それでも、やれと言われればやるけれど…」

・・・・・・

・・・

・・・記憶にない。

友達の会話でも、会社でもそんな記憶はないぞ。

「大変だという奴には、『どうしたら解決できるか考えてみろ。自分で考える力を付けろ!』とか言ってたな。」

男性は無視・回避、威圧が高い・・・

つわりで苦しむ彩の言葉に対して「もういいよ」と言ったのは回避とも、無視とも言える。

無意識にそういう選択をしているんだな俺は。

確かに、自分の考えを理解してくれる人は”味方”のような感覚を持つ。

だよな。

辛いと思えてもないのに「つらいね」というのは正直しんどい。

ん?

共感的態度??

あ・・・確かに最初、そう言ってたな。

「じゃあ、共感と共感的態度はどう違うんだ?」

(その返し、気持ちいいな…仕事で使おう。)

夫婦であっても、完全に相手に共感することはできない。

そうだな。

「なるほど、だから共感”的”か!相手のことを完全に理解する必要はないと。」

ん??

待て待て待て。

相手を理解できないのに、無理なく、共感したような行動ができるのか???

結局、無理やり「しんどいね」と言うのと同じじゃないのか?

大丈夫か夫ドリル・・・

怒鳴る拓也!!
夫ドリルの提案は失敗!?
結局同じことを繰り返すのか!?

次回、つわりの妻を救え【後編】お楽しみに!

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