この選択肢が正解だったのか・・・
俺は母さんに電話をかけた。
「母さん、彩がね、妊娠初期で色々デリケートな時期だから・・・ちょっと距離を置いてくれると助かるんだ。」
「え? 私が迷惑をかけてしまったのかしら」
「いや、そういうわけじゃなくて、ただ彩がちょっと神経質になってるから…。」
「わかったわ。電話くれてありがとう拓ちゃん。」
はぁ・・・なんとかこれで収まるだろう。
残り時間:0時間46分43秒
夫ドリルがまだタイムリミットを刻んでいるのが気になるけれど。
「ただいま」
家の中から返事がない。
リビングに行くと、彩がスマホを見ていた。
「ただいま。どうしたの?」
「ねぇ、お母さんになんて話したの?」
え?
どういうことだ?
「さっき、お義母さんからLINEきてね」
『彩さん、ごめんなさいね。私が気を使えなくて迷惑をかけてしまったみたいで。』
か、母さん、なんで!!!!
「ねぇ。」
「お義母さんに、なんて返したらいい?」
ミッション失敗
あああああ・・・
目の前が歪んだと思った瞬間、目の前が白っ暗になり・・・
!!!!!
「どれを選んでも失敗・・・どういうことだ?」
しかし、今度は少し違った。
夫ドリルが話しかけてきたのだ。
今のあなたでは、このミッションを…
クリアすることはできません。
「え?」
次回予告
「そんな事考えもしなかった」
拓也は無事この無限ループから抜け出せるのか!?
次回、妊娠アウティング完結編『拓也に足りないもの』お楽しみに!