感謝の言葉を伝えないとどうなる?
「感謝の言葉は言ってませんでした」
そう語るのはA子さん(42才)は、ご主人と結婚して10年目。
ある日、突然ご主人から
「ずっと我慢してきたけど、もう無理」
と言われてしまいました。
「俺のことは大事じゃなんだろう」
「愛されてる実感がなかった」
このようにご主人から言われたそうです。
「感謝の言葉」は必要。
いやいや、必要どころか
必須。
感謝の言葉が足りないと、夫婦仲はピンチになっていく。
夫婦カウンセラーをやってきて、それだけは断言できます。
夫婦問題の相談に来られる方の多くが、
「感謝を伝えていませんでした…」
とおっしゃられています。
伝えてない方、ものすごく多いです。

奥様が感謝を言えないワケはこれだった・・・
会社の同僚や友達には感謝の言葉を伝えているのに、夫婦になるとなぜか感謝が言えなくなる。
家庭よりも、会社の方が感謝の言葉使ってる、って方多いです。
それには、いくつかの原因があります。
自分の言えない原因をしっかり見極めておきましょう。
自分の方が頑張っている!
私が感謝されたいくらいだ!という方。
一番多いですね。
分かります。家事や育児でものすごく頑張っていますもの。
なのに夫は仕事ばっかり。
もう諦めた!私がやる!って気持ち。
自分が頑張れば頑張るほど、相手に感謝の言葉なんて言いたくなくなりますよね。
感謝を感じていたけれど、伝えなかった
言わなくても伝わっているよね。あなた、分かってくれてるよね?と相手に期待してしまう。
だって、夫はとても優しい。気遣ってくれる。
だから、ちゃんと伝わってるよね!って思い込んじゃうんですよね。
でもそれ、手を抜いている、とも言えますよ。
家族なんだから、やってもらって当たり前
一家の主なんだから、仕事をするのは当たり前。
父親なんだから、子どもの面倒を見るのは当たり前。
夫なんだから、妻である私を支えて当たり前。
このような「当たり前スパイラル」に陥っていた方もたくさんいました。
当たり前だと思ってしまうと、感謝の言葉は出なくなりますね。
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夫は、自分なりに頑張ってる。
でも、妻は「感謝」すらしてくれない。
何をしても不満そうな妻。
その度に傷ついていく夫。
そしてついに妻を信用できなくなる。
そういう相談が今、増えているのです。