「私よりスマホが大事なんだね…」隣りにいるあなたの妻や夫、子どもは、内心そう思っている。

夫婦再生カウンセラー下木修一郎です。

今日、奥さまと一緒に車で妻の実家に行きまして。(義父の月命日でした)

そのまま奥さまは車で仕事に行ったのですが・・・

奥さまの車のなかに、私のスマホを忘れてしまい、持って行かれました(笑)

いうことで、このブログを書いている今、スマホが無い状態なのです。

・・・・

・・・・

ん?

なんかいいかも・・・。

ちょっとソワソワする副作用も出てますが・・・

諦めがつくというか。

何に諦め??

なんだかわからないのですが、スマホが無いのもいいかも!と思い始めてきました(笑)

(みなさん、この気持ちになったこと、一度はありますよね?)

スマホがない時代は、幸せだったのか?

昔は良かった・・・なんてノスタルジーにひたるつもりもありませんが、今はやっぱり、なんだか忙しい。

その一つに、選択肢の多さがあるように思います。

例えば・・・

40年前、家族の娯楽といえば、ボウリングとか、温泉街とか、アイススケート場とか、他のみんなが行くところに遊びに行っていたように思います。

情報がそもそも無かったですし、たいした娯楽もありませんでしたが、それでも十分楽しかった。

だって、誰とも比較しなくて済んだから。

自分が楽しい=自分の楽しい

でした。

ところが今は「人と違う」ことに価値がある時代になってしまった。

FacebookやInstagramなどに載せる写真は、人の目をどれだけ集められるかにかかっています。

もう、人と同じところなんかに行ってられない。

あの人はあそこ行ったんだ!じゃあうちは違うところ!!

というわけで、やれグランピングだ、プロジェクションマッピングだ、豪華クルーズだと、次から次へと新しいトレンドに乗っかる始末。

スマホが人生の選択肢を無限に広げてくれましたが、同時に、自分の楽しさの基準を見失いかけそうに。

他人より楽しそう=自分の楽しい

そりゃそうだ、周りの人間がキラキラ人生よろしく、写真加工して楽しそうにSNSで笑顔振りまいてるんですもの。

くそー!私だってもっとイイネ取ってやる〜〜!!次は誰も行ってないアブダビ旅行だ!!ってね。

もぅ止まりません。

こんな状態、全部スマホが生み出したもといっても過言じゃない。

スマホの中の何かに、人生あおられっぱなしです。

スマホは便利すぎる・・・もぅ逃げられない・・・!?

スマホが便利なのは間違いありません。

方向音痴の私は、GoogleMapが無いと旅行にも行くことができないくらい。

数年前、GoogleMapアプリがiPhone対応しなくなったときには、もう出かけるのがおっくうで仕方なかった。

それくらい、スマホは必須な存在になりました。

それ以外のアプリも、人生の選択肢を広げてくれましたね。

ビジネスの連絡や友達との会話、体調管理や写真の加工、本を読んだり、ゲームで暇つぶしたり。

20代〜40代向けのある調査では、スマホと向き合っている時間でもっとも多かったのは、

1時間以上~2時間未満

という結果でした。

2時間でも足りないって人も、たくさんいますよね。

未成年に至っては、もう自分の時間ほとんどがスマホです。

内閣府の調査では、女子高生の利用時間がとんでもないことになっていることが分かりました。

1日の利用平均時間は3.2時間で、女子高校生に限ると6.1時間もスマホを使っていることがわかった。

(平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報):内閣府)

スマホの中の魅力的な選択肢から、我々は逃げられなくなりつつあります。

そして次の世代は、スマホの向こう側にある世界と常時接続の時代なのです。

私たちは、そんな難しい時代に生きているのです。

スマホのせいで、人間関係が壊れていく・・・!!

スマホから逃れられなくなると、一体何が起こるのでしょうか。

それは、あなたの隣りにいるパートナーとの関係に如実に現れます。

サイバーセキュリティ企業のマカフィーが調べた調査によると、

一緒にいる恋人や配偶者が自分よりもスマホを大事にしていると感じる、と回答した人の割合は約45%。

マカフィー調べ

約半数の人が恋人や配偶者に「自分よりスマホが大事なんだ!」と感じているのです。

話しかけても、相手が上の空だと、寂しくなりますよね。

自分より大切なわけないんだけど、でも、そんな風に感じてしまいます。

その逆に、相手から話しかけられても、スマホをしていて上の空っていう対応したことありませんか?

私は・・・あります>_<)

反省だ・・・

もうひとつ、興味深い結果が出ています。

相手が目の前でデバイスを使用したことで喧嘩になったことがある人は、世界14カ国平均で約45%だった。

一方、日本では約25%と、調査対象14カ国のうち2番目に低い結果だったという。

マカフィー調べ

日本人って、気にしてるくせに、

怒らないんです・・・

違う言い方をすると

自分の気持ちを素直に伝えない。

これは怖い。

嫌な思いをしていても、言わないのです。

だから、あなたがスマホをしている間に、パートナーの心が冷めていっても、全然気付かないかもしれない。

ほら・・・隣から・・・

冷たい視線の気配が・・・・!!!(怖)

スマホの電源オフ、という選択肢もあるんだ。

スマホは魅力的です。

人間はお手軽で楽しいものに弱いです。

だから、思い切って「電源を切る」という選択肢もあります。

このブログを読んだら、ちょっと勇気を出して、電源を切ってみてはいかがですか。

そして、パートナーの目をみて、他愛のない話をしてみましょう。

楽しい「今」を感じられるかもしれませんよ(*´ω`*)

さあ

勇気を出して

電源長押し、オフ!!

・・・・・

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・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・そんなの無理。

だって、仕事の連絡があるかも知れないし。

・・・・・

・・・・・

なーーーんて言ってる人。

本当ですか?本当に、今それをやらなければなりませんか?

そうですか。

隣りに居てくれる人の笑顔より、大事なんですね。

ならば、仕方ありません。

それも、あなたの選択です。

ひとは、自分の選択で自分の人生を決めています。

もし望まないことが起きたとしても、それは自分の選んだ結果なのです。

相手のせいになんか、できません。

と、偉そうに言ったのですから、もちろん、

今宵はオフで過ごしますとも!!!

(宣言した!!)

執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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