【夫婦問題】旦那のバイクや車のローン返済がストレス。嘘もつく。でも旦那のことは好きでどうしたらいいか分からない。
19才女性からの相談
旦那とは付き合って4ヶ月ででき婚しました。
付き合っていた当初、旦那はお義父さんの会社で働いていたのですが、何故かまともに給料をもらえずその頃からカツカツの生活をしていました。いつかは良くなる、そう信じて前向きに頑張っていましたが生活は良くなる事なく、むしろ酷くなりました。家賃や光熱費も滞納していて生活が苦しい上に、旦那が滞納していた税金の支払い、私の名義で契約した携帯2社の支払いの滞納、旦那が踏み倒したバイクのローン返済(まだ一千も払えてません)、もちろん車のローンも組めないため私の実父にお願いして組んでもらったローンの返済、その他実父に生活費や雑貨などを買ってもらったものの返済、それと最近旦那が事故を起こして、相手の車の修理代など色々合わせて300万ほどあります。毎日支払いなどの事を気にして生活するのがストレスです。本当は働きたいのですが、2ヶ月になる子供がいるので働きにも行けません。実家とは旦那のせいで仲が悪くなってしまい、頼ることができません。
それだけでただでさえ大変なのに、旦那はちょくちょく嘘をつくので正直信用できません。明らかに嘘なのに、嘘なんてついてない。の一点張り。正直に信用できないと言ったところ、生活もきついしお前は生活保護受けて、またお互い信用できるようになったら一緒になればいいんじゃないの？と言われました。子供の事を考えたら一緒に居た方が良いのですが、今の生活はお金も無くまともにご飯も食べれず苦しいし、信用もできないので離婚するべきなのかと悩んでいます。 ただ旦那の事は好きです。どうすれば良いでしょうか。
【夫婦カウンセラー 下木修一郎の回答】
下木です。どうぞよろしくお願いします。
付き合って４ヶ月ででき婚とのこと。しかもご主人の経済状況はとても悪く、なんと３００万円もの負担がのしかかってきているのですね。毎月支払いのことを考えて生活するのは本当に苦しいですよね・・・。これじゃ、借金を返すために結婚したようなものです。
なんとか働きたいところですが、さすがに子どもさんが生まれたばかりだとそうはいきませんよね。
しかも、頼れるはずの実家もご主人のせい？で不仲になってしまったとのこと。八方塞がりの状態なのですね。
そんな問題の中心にいるご主人がちょくちょく嘘をつく。しかも「生活もきついしお前は生活保護受けて、またお互い信用できるようになったら一緒になればいいんじゃないの？」なんて呆れたことを言うわけですから。信用できなくて当然です。
嘘をついたり、このような呆れた言葉を発する背景には、嘘を付かないと面倒になるというご主人の逃げを感じますが、妻であるあなたの言葉が原因となっている可能性があります。お金がないことでご主人に不満を言ったり責めたりすると、男性はこのように無責任な言動を起こすことがあります。その場を収めるための常套手段でもあるのです。
それでもやはり、このご主人からは、あなたへの誠意のかけらも感じることが出来ません。
ですが、あなたはご主人のことが好きとのこと。出会ってからまだ１年ですから、恋愛状態が続いているのかもしれません。恋愛状態ではドーバミンという快楽を感じる脳内物質が出ていると言われ、その期間は長くて３年だと言われています。あと２年後に、いまと同じようにご主人のことを好きだと言えるかどうか。
年数を超えて幸せな夫婦で有り続けるためには、お互いが強い信頼関係で結ばれていることが絶対条件となります。信頼できない人とは愛情を育めないのです。残念ながら、例外はありません。
毎月の返済に追われて日々ストレスを感じる状況は、あたなにも、そして生まれたばかりの子どもさんにとっても決して良い環境ではないですね。あなたが落ちつける、頼れる環境が必要だと思います。今後の身の振り方を考えるにしても、周辺の環境は重要です。
ご主人のせいで不仲になってしまった実のご両親と、まずは仲直りできないでしょうか。大事な子どもを守るために、何とか頑張っていただきたいのです。
そして、ご主人に「あなたのことは大好きだよ。でも、今の環境では毎日が苦しいの。」と伝えて、返済地獄から距離を取って頂きたいのです。
冷静に、そして客観的にご主人やご自身のことを見つめる時間を作りましょう。
簡単ではないと思いますが、このまま返済地獄を続けると、あなたは確実にご主人のことが嫌いになってしまいます。憎むかもしれません。両親のいがみ合いほど、子どもにとって辛い環境はありません。そうなってしまわないためにも、勇気を持って一歩を踏み出してください。応援しています！
（リコナビより転記、加筆修正）
夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎（しもきしゅういちろう）
NPO法人日本結婚教育協会会員
夫の気持ちを知る！夫の気持ち研究家
