妻の不貞が発覚後、妻は両親に相談、離婚で話が進んでしまっている【夫婦相談】
42才男性からの相談
2013年3月11日に 妻の不貞が発覚。3月10日までに複数回の不貞があった。(彼女のメールアドレスから発覚)
これを境に夫婦間で協議を行い、
妻は離婚、および親権の獲得を主張
当方は息子の養育を主として、夫婦関係の再構築を主張。現在も両者間の隔たりを埋めることができず現在に至る。妻は両親に相談、弁護士に話が行き、離婚で話が進んでいる。
夫婦間の協議で、セックスレスが不貞の要因で、妻が自自分が女性として見られなくなったことを原因としているため、当方の責任を主張。セックスレス期間が4年以上(長男出産後)であることから、弁護士も当方の責任を主張している模様。
当方も微力ながら、セックスレスに不安を持ち、当方から問題回避の行動を起こしたが、相手にされなかった(と感じている)。
脈絡がなくなり申し訳ないが、当方としては改めて夫婦関係を改善し、再構築をしたく、アドバイスをいただきたくお願いいたします。
現在、離婚を突き付けられ、すぐにでも判を押さざるを得ない状況に押し込まれています。
【男性カウンセラー 下木修一郎の回答】
苦しい中、ご相談頂きありがとうございます。
すでに弁護士をも巻き込んだ状態になっているのですね。
不貞の発覚の際に、ご夫婦間でどのようなやり取りがあったのかは分りませんが、かなり早いペースで事態が動いていると感じています。ただ、少し早急すぎると思います。
義両親が子供(奥さま)を守ろうとしての行動が、事態を複雑にしてしまっているようです。
有責(不貞をした側)から離婚することはできませんので、今すぐに離婚とはならないでしょう。
しかし、それはあくまでも法的な判断であり、心がどんどん離れてしまえば離婚せざるを得ない状況になってしまいます。この状態で関係修復をすることはかなり難しいと言えます。
息子さんの養育を考えての修復とおっしゃっていますが、離婚しても息子さんを育てることはできます。
ですから、もう少し深く考える必要があります。
「修復を望む真の意味」を見つけなければいけません。
あなたは、なぜ、何のために修復しようと思うのですか?
修復する意味が見つかれば、どんな困難でも乗り越えるための「勇気」を得ることができます。
「意味」と「勇気」があれば、具体的な行動を起すことができます。
奥さまとの冷えきった関係を溶かすための厳選された言葉。
分ってあげられなくて済まない…。話を聞いてあげられなくて申し訳なかった…。
それを聞いた奥さんがすぐに許すことはありません。何も言ってくれないかもしれません。
それでも、一切責めてはいけません。ですが、へりくだる必要もありません。
ただ、奥さんの話を聞くために、誠心誠意努力しなければなりません。
義両親に弁護士を止めてもらうことも必要です。
奥さまをどれだけ大切に思っているか、愛しているかをどうやって示すか。
義両親はショックを受けています。自分の子供が不貞をした!!でもそのショックを直視することができません。だから、正当化しようと躍起になっているのです。全ての行動は、相手の気持ちを慮った上で行わなければなりません。
これらを行っても関係修復できるとは限りません。
夫婦といえども他人です。愛されて当然、なんてことは無いのです。
ですが、覚悟を決めて実行したことは、必ず良い結果をもたらしてくれます。
一所懸命がんばったあなたを、まだ幼いかもしれませんが、子供は暖かい存在だと感じてくれるでしょう。
それは将来、あなたの大きな喜びにつながります。
あなたには仕事もあるし、子供のことも気に掛けなければならない。
ひとりで解決するには大変だと思ったら相談してください。大丈夫、がんばりましょう。
(リコナビより転記、加筆修正)
夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
NPO法人日本結婚教育協会会員
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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