「名前のない家事」どうすれば楽になるのかのヒント!(NHKあさイチ)
夫婦再生カウンセラーの下木修一郎です。
奥さま、そして旦那さま、毎日家事に育児にお仕事にお疲れさまです!!
NHKあさイチという番組で「名前のない家事」というテーマが出ていました。
イクメンやカジメンなど、男性の意識も少しずつ変わってきている世の中ですが、実際に家事の負担はまだまだ女性の方が圧倒的に多いのが実情です。
大和ハウス工業さんの600人への調査でも、妻の家事負担が7割以上と回答されています。
妻の88.6%が「自分の家事負担が7割以上」と回答。共働きにもかかわらず、圧倒的に妻の家事負担が多い。
「20代から40代の共働き夫婦の"家事"に関する意識調査」大和ハウス工業株式会社調べ
また、その中でも、夫と妻の意識の差、というものも浮き彫りになっています。
妻が思っているよりも「自分はやってる」と思う夫が多く、夫婦の間でも大きな意識の差がある。
「20代から40代の共働き夫婦の"家事"に関する意識調査」大和ハウス工業株式会社調べ
夫はしてあげているつもり、でも、実際には妻が負担に感じている家事がまだまだたくさんあるのです。
そのような表には現れにくい「名前のない家事」が、男女の意識の差をさらに大きくしているのです。
コレを読んだ旦那さま。
もし「名前のない家事」を意識して行動できていなかったら、、、
今日から意識改革!!
男性の意識が変われば、夫婦の価値はもっと上がります!!
そのためには、奥さまにもご協力をお願いします!(それは最後に)
「名前のない家事」とはなにか?
「名前のない家事」とは、料理や洗濯、掃除や買い物などのわかりやすいものではなく、例えば
●靴磨き●町内会の会合●トイレットペーパーを替える●食べた食器をキッチンに運ぶ●溜まったゴミを捨てる●アイロンがけ●食事の献立を考える●ベットや布団を整える●飲みっぱなしのグラスを片付ける●調味料の補充●ゴミの分別●食べ残しを冷蔵庫にしまう●食事の前に食卓を拭く●手洗い場のタオルを替える●新聞や雑誌をまとめる、捨てる●脱ぎっぱなしの服をしまう●クリーニングに出す●玄関の靴をそろえる●郵便物のチェック●子どもの食事を手伝う●子どもの送り迎え●ペットの世話●ティッシュの取替え●照明の交換●カーテンの開け閉め●家電の購入・・・
などなど、細かいけれど、やらなければ生活に支障をきたす家事のこと。
ズボラな旦那さんのぬぎっぱなしのシャツに毎日イライラする!なんてこともあるでしょう。
こどもが本を読みっぱなしにして放置する!とイライラすることもありますね。
そこらじゅうにあるヘアピンを集めながらイライラしている夫もいるでしょう。
やっても誰も感謝してくれない。
ていうか、私がやっていることすら気づいてないでしょ?
というタイプの家事です。
このような「名前のない家事」に着目し、どのように解決すれば良いかをNHKの「あさイチ」で特集されていました。
番組に寄せられた視聴者から寄せられたアイデアには、なるほどなるほどと関心するものがたくさん。さすがNHK。
みなさんのイライラ解消のヒントになればと、引用させていただきました!
「名前のない家事」の解決ヒント!
視聴者さんから番組に寄せられた様々なご意見、ヒントがありましたので、ご紹介させて頂きます。
○片付けなどを手伝ってくれない息子に「お母さんはいいけど将来お嫁さんになる人がかわいそうだわ~」というと、少し動いた。
○「小人さんがトイレットペーパーがトイレットペーパーを替えてたよ~」と言ってアピールしています。
○家事を誰かのためにするからイライラするのでは?
○言わずにイライラしているのもまずいと思います。
○みんなも同じなんだな、と思った時点で気持ちが楽になった(笑)
○母が数日居ないだけで、家の中がごちゃごちゃする。母はすごいなと思う。(10代の方)
○体を壊してしまい「名前のない家事」がとっても大変に。そうなって初めて家族に頼んでみると、みんなやってくれる。これまで自分ひとりでやっていたので、ほかの家族は何をどうすればいいかわからなかったそう。やり方ややってほしいことを伝え、お互い助け合っていけばいいんですよ。
○「麦茶大臣」などと名前をつけて、その家事に責任をもってやってもらうようにしている。
○靴下が脱ぎっぱなしなら、夕食と一緒に並べておく。
○裏返しで脱ぎっぱなしの靴下を、洗濯後裏返しのままクローゼットへ。すると娘が「最近裏返しなのはイヤミ?」と。それでも続けると、本人が相当イライラしたみたいで、ちゃんと正しい状態で洗濯カゴに入れるようになりました。
○新入社員と思って「夫の導入教育」をする。できなくて当たり前からはじめて、今ではアイロンがけ、ゴミ捨て、リサイクルも楽々こなす夫に。
○現状の汚い状態と、掃除したときの写真を撮っておき、目に留まるところに貼っておいたら「こんなに汚いの!?」と行動を改めてくれた。効果絶大。
○「~してくれると母さん助かるなあ」と話しかけると、気持ちよくやってくれますよ!
時短家事の達人、本間朝子さんは・・・
「名前のない家事」を紙に書き出して見える化し、お互いにどれをやるかを話し合う。また、ゴミ出しの専門書なんてないから分からないというイノッチに、やり方など、見える形にすることをも推奨されていました。
ちなみに我が家では・・・
「世話女房をやってると旦那がボケる」をポリシーに、妻はあまり世話をしてくれません(笑)
確かにボケるのは嫌だなぁと思うので、トイレットペーパーの芯替えはもちろん「名前のない家事」をがんばっています。まんまと乗せられています(笑)
番組には、こんな失敗談も寄せられていました。
●最後に麦茶を飲んだ人が次の麦茶を作るという約束を作ったが、中1と中3は麦茶を2センチ残すため、誰もやらないまま放置するので、私がやるハメに・・・。
●裏返しのものは洗わない!という戦法を取ったが、裏返しの靴下がどんどん溜まるだけだった。
なかなか思うようにいかないこともありますね。
でも、我慢したり、諦めたりすることなくトライし続けることは、とっても前向きな考え方で素敵だと思います!
「名前のない家事」をしてくれたことを評価するくせをつける
ポイントは「名前のない家事」をしてくれたときに、ちゃんと感謝の言葉を伝えておくことだと思います。
ご相談者様のお話ですが
「トイレットペーパーを替えてくれただけで、ものすごく感激してみたんです。何回かやったら、自分から替えてくれるようになったんですよ!!」
と嬉しそうに話されていました。
男性も役に立ちたい。
でも、やり方がわからない。
やっても、それが正しいのかどうかも分からないのです。
あなたがやってくれるから、私はめちゃ嬉しい!ということをしっかり伝えれば、男性だって自信を持って動ける。
男性の意識改革のために、どうかご協力お願いします。
やるならば、徹底的にやりましょう!!
中途半端が一番もったいないのです。
素直な気持ちを伝えたいけれど、うまくできない
私だって働いているんだから、家事も半分負担すべきだ!
自分の方がやってるんだから、もっともっとやってほしい!
やってくれたらいくらでも感謝するのに!
そう考えるのは自然なことです。
ただその気持ちをいくら伝えても、相手が理解できるかどうかは別ですね。
相手もまた、同じように「家事以外の何か」をがんばっていると思っているのです。
有料のコンテンツになりますが『夫のホンネがわかる動画』では、夫が何を考えているのかを理解するための方法をお伝えしています。
夫の本音を知れば、あなたの素直な気持ちも出しやすくなるはずです!
イライラが止まらない!話を聞いて欲しい!という方は、直接お話できる電話や面談でのカウンセリングもございます。
一緒に考えて、前向きな気持ちで楽しい夫婦生活にしましょう!!!
執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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