妻に思っていることがなかなか言えない父ちゃんだけれど【父の日】

今年も父の日がやってきます。お父ちゃん、毎日がんばってますね。そんなお父ちゃんに、私から同じ男ととして応援するメッセージをお届けしたいと思います。

(奥さまの、父ちゃんを応援する参考になれば幸いです^^))

父ちゃんも頑張ってる!でも・・・

父ちゃんのみなさん、毎日お仕事お疲れさまです。そしてイクメンがんばってる父ちゃん、積極的に頑張るのって、スゴイことです!!

父ちゃんが頑張るのには理由があります。

それは、家族を守るのが父ちゃんの仕事だから。

ママや子どもを心配させるわけにはいかないのだ!と頑張ります。

クレヨンしんちゃんのひろし(父ちゃん)もこう言ってます。

社会の歯車、使い捨て、操り人形などと言われながらも、自分の夢だったり家族や恋人の幸せだったり、みんなぞれぞれの守るべき大切なモノのために毎日歯を食いしばって必死に頑張っているのさ!

クレヨンしんちゃん「父ちゃんの日曜日だゾ」より

そう、歯を食いしばって毎日がんばっているのです。

納得できない上司の命令、なかなか使えない部下、上向かない景気。帰ってママの話を聞いたり、子どもをお風呂入れたり、家事だってがんばったり、少ないお小遣いで頑張ってるぞ!!

・・・でも、いくら頑張っても、認めてもらえないとしんどくなっちゃいます。

「俺だって大変なんだよ・・・」

なんて弱音を吐きたくなります。

原作:ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰先生 - 漫画 on web

でも、がんばって家族を守ってる父ちゃんは、そんな弱音を吐いちゃいけない。しんどいけれど、父ちゃんはそういうことを表に出せないのだ。父ちゃんとはそういうもの。

んんん〜〜〜でもやっぱり、頑張ってるけど、なんだか

尊敬されていない

ような気がする。

500名の父ちゃんへのアンケートでも、半数以上の父ちゃんが子どもから「尊敬されていない」って感じてる。4割が「少し思う・・・」なんですって。9割以上の父ちゃんは、なんだか自信がなさそうです。

子どもが尊敬していないってとこは、ほぼ妻も尊敬していないでしょう(トホホ)

だから、もっと頑張らなきゃ、俺が歯を食いしばって、我慢して頑張ればいいんだ。。。って思って、重たい足を持ち上げ、会社へと向かう。

うまく頑張れないと、自分が悪いんだ、なんて思ってしまう父ちゃんだっています。わかります。

ストレス発散と称してお酒を飲んだり、同僚とサウナに行ったり、夜のオネーチャンのお店に言ったりするけど、自分の不安な話なんて全然できない。

かっこ悪いところを上司や部下に見せるわけにはいかないし、オネーチャンに家族の愚痴なんてかっこ悪くて言えない。結局、悶々と気持ちを抱えたまま。

父ちゃんって、けっこう孤独。。。

原作:ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰先生 - 漫画 on web

そんな父ちゃんに聞いてもらいたいこと

でもね、カウンセラーやってきて、わかったことがあるのです。

本当は奥さまだって、父ちゃんの力になりたいんです。

苦しいときには、一緒に頑張りたい、支えたいと思っている。

ホンネが聞きたい。父ちゃんの言葉が聞きたいのです。

それに、奥さまだって、人を支えられる人間にでいられることは幸せなこと。支えられたいだけじゃないのです。

だからこそ、「俺、今しんどいんだ・・・」という言葉が言えるといいなと思います。

「いやいやいや、妻にそんなこと言っても聞いてもらえないでしょ!」と思ってる父ちゃん。

すご〜〜〜く分かります!!

奥さまが言いにくくしているってこともあると思う。

でも、奥さまのせいにしていても、何も解決しないですよね。

奥さまも言ってもらえないから、不安になっちゃう。だから、「なんで思ってること言わないの?何も考えてないの?」なんて言い出してしまう。さらに父ちゃんを責めてしまう。

そんな悪循環を断ち切って欲しい。

それには、父ちゃんの勇気が必要。「家族をもっと幸せにしてやる!」っていう勇気を出して、SOSを奥さまに発信する。

奥さまを、あなたの人生を支えるパートナーとして認めてあげて欲しいのです。

夫からSOSを発信してもらえるということは、奥さまににとっても嬉しいことなのですから。(本当ですよ)

結婚教育協会の棚橋代表はこのように言っています。

SOSを発信できることが、結婚においての自立である

SOSを発信できることは、幸せな結婚生活を生きていくためのライフ・スキルなのです。

原作:ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰先生 - 漫画 on web

とはいえ、SOSを発信するなんて、簡単じゃない

そうですよね。

いきなりは無理です(笑)

私だって、簡単じゃない。なかなか言えなかった。

スキルですから、スキルアップのためにはトレーニングが必要なのです。

結婚教育を学ぶもよし、自分でがんばるもよし。

自分の人生、自分で舵を切りましょう。大丈夫、家族や妻を大事に思っているあなたなら、できる!!!


執筆:下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫婦再生カウンセリング名古屋代表カウンセラー

NPO法人日本結婚教育協会会員
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家

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