夫に愛されていない。離婚した方がいい?苦しむ妻に知ってほしい夫の本音とは
こんにちは!夫婦再生カウンセラーの下木修一郎です。
今まで夫婦関係に悩む6,000人もの女性とお話させていただきました。一番多いご相談の内容は
「夫から離婚したいと言われて…」
というケースですが、
「夫との夫婦関係がよくないんです…」
という相談も、とても多く頂きます。
夫婦関係がよくない、という方のお話を詳しく伺ってみると、
「私は、夫に愛されていないんです」
とほとんどの方がおっしゃられます。
夫に愛されていないと感じること、苦しくて、悲しい気持ちになってしまいますよね。「苦しいので離婚も考えています」と言う方もいらっしゃいます。
夫に愛されていないと感じるのはあなただけではない。多くの人が同じように感じています。
決して特別なことではないのです。
このブログでは、なぜ夫に愛されなくなってしまったのか。
それを夫と妻の心理、私の得た夫婦の知識をベースにお伝えしていきます。
そしてもちろん!離婚する前に、夫に愛されていないという悲しみから抜け出す方法もお伝えします。
夫との関係に苦しむあなたの気持ちが、少しでも楽になれば幸いです!
なぜ夫に愛されていないと感じるのか
まずは、
「なぜ夫に愛されていないと感じるのか」
を考えてみましょう!!
たとえば、どういうときに感じていますか?
とお客様に質問してみると
- 夫は私の話をちっとも聞いてくれない
- 理解してくれない
- 私の大変さをわかってくれない
- 家事も全然してくれない
- 子どもの面倒を全く見てくれない
という答えが帰ってきます。(そして、怒りも感じます)
これらの背後には一つの同じ感情があります。それは
「自分ばっかり頑張ってるのに!」
という怒りの気持ちです。
毎日の仕事、家事、育児を必死に頑張っている。自分の時間が無いくらい、がんばっている。
なのに!夫は全然それをわかってくれない。
「自分ばっかりがんばっているのに、なんで認めてくれないの?」
という気持ちがニョロニョロと出てきたときに、「夫に愛されていない!!」という気持ちに襲われてしまうのです。
つまり、
子育てに、家事に、仕事に…
普段がんばっている女性ほど
「夫に愛されていない」
と感じやすいのです!
(お話を伺っていると、実際に、本当によくがんばっていると思いますもの!)
人は、何歳になっても、人から褒められたり、認められたりされることが必要なのです。
なのに、一番近くにいるはずの夫が自分のことを見てくれない、わかってくれない、理解しようとしてくれないと、悲しい気持ちになって当然。離婚して楽になりたいという思いが出るのも、とても分かります。
結婚する前は愛してくれていたのに!
結婚する前は、お互いひとりで生活していて、自分のことだけを考えればいいので、まだ心に余裕があった。
結婚しても、子どももいなければ、まだそれぞれの負担も少ない。
正直、家事も毎日完璧にやらなくたってなんとかなる。
自分も、夫も心の余裕があった。だから、なぐさめてくれたり、共感したりできる。
でも、子供が生まれると、状況が一変しますね。
女性は、出産すると負担が一気に増えてしまう。
子供ができると、ひとり何役もこなさなければならなくなる。いままで経験したことのないプレッシャーや負担がのしかかってくる。
頑張れば頑張るほど、自分の心から余裕がなくなってしまう!。
子育てと自分の生活とのバランスがうまく取れなくない。
心がギシギシと悲鳴をあげだす。
だから、一番身近にいる夫に救いを求める。(そりゃそうだ)
この苦しみをわかってほしい。
言葉を聞いてほしい。
気持ちを理解してほしい。
してくれるはず!!
だって、夫なのだから!!
私のことを愛しているなら、当然わかってくれるはず!!してくれるはず!!支えてくれるはず!!!!
ところが!
夫が期待どおりに動かない・・・・・
話も聞いてくれない。
わかってくれない。
支えてくれない。
気づいてくれない。
なんで!?
なんでわかってくれないの!?
私はこんなに仕事も家事も頑張っている。
そして!あなたの子どものことのために(自分の子どもでもありますが)こんなに頑張っているのに!!!
となってしまうわけです。
「夫に愛されていない」と感じてしまう
のは、仕事や子育てに追われるて余裕がない中、私が頑張らなきゃ!と周りに頼れない環境にいることがとても多いのです。
「夫に愛されている」状況って?
さて。そもそも
「夫から愛されている」と感じるのは、どういうこと
なのでしょうか。考えてみましょう。
今までの言葉をまとめると、
- 妻のことを分かってくれる
- 妻の望み通りにしてくれる
- 妻に共感してくれる
となります。
ということは、
妻の期待通りに動いてくれる
ということ・・・ですかね?
もちろん、期待通りだとありがたいですよね!
ですが、残念ながら、妻のこのような
- 分かってほしい
- 理解してほしい
という要求は、夫にとって、極めてレベルが高い要求である
というお話をしたいと思います。
妻の夫への投げかけの言葉って、とても分かりにくいなぁ…と、カウンセリングをしていて思うことが多いんです。
たとえば、
「あなた、子どもの将来のこと、どう考えてるの?」
と投げかけるわけです。
決して、自分の思っていることを夫に全部は言いませんよね。
夫に考えてほしい(のですよね?)
妻の理想としては
「そうだね。僕たちの子どものことだから一緒に考えよう。僕は子どもたちをやさしい気持ちを持てる子に育ってほしいと考えている。そして、君がこんなに子どもたちのために頑張っていることにも感謝している。ありがとう。チュッ」
なんていう、まるでアメリカ映画のワンシーンみたいな答えが理想なのでしょう・・・。
でも実際には・・・
「ん…(沈黙)…いろいろ考えてるよ」
程度ですね。
「君に任せる」
なんて旦那さんもいますからね。考えていると答えるだけマシだわ!と思う方もいるかもしれません。
逆に、
「何が言いたいんだ?」
と夫に言われた妻もいるでしょう。
(その場合、妻の返す言葉は「もういい!!」ですね)
実は夫のこれらの答えはすべて、
妻の質問の意図がよくわからない
ための、夫のその場しのぎの答えなのです。
その場をしのぐ?やっぱり愛してないんだ!と思いたくなりますが、もう少しお付き合いを!
実は・・・夫としても、妻に喜んでもらいたい。何かをしてあげたい。貢献したいのです。
(そんなことない!嘘だ!とここで思考がストップしてしまう方は、動画やカウンセリングで、まずは傷ついた心を楽にするというのもオススメします)
続けますね。
夫が頼んでもいない家事を一生懸命したり、望んでもいない子どもの教育に必死になったり、やたらと高いプレゼントをしたり、行きたくもない家族サービスで空回りしたりするのは
夫としての、必死の喜んでもらいたいアピールだったりします。
(そんなことすら一度もない!!あの男はクソだ!!とここでストップしてしまう方は、やっぱり動画やカウンセリングで、まずは傷ついた心を楽にするというのもオススメします)
すみません何度も。続けます。
ところが、妻の要求は物理的なものや時間的なものではなく、精神的なもの(わかってほしい、理解してほしい、支えてほしい、褒めてほしい、認めてほしい)を夫に求めます。
しかも、これらの欲求を決してストレートには伝えません。
もし、妻が
「私が何を考えているかを聞いてほしいので話しますね」
と言えば、夫としては会話の意図も分かるのですが(だからうまく答えられるかは別の話です)
「あなたは何も分かってない!」
という言葉で言われてしまうと、一体なんのこと??????と困ってしまう。
妻に何を求められているのか分からない。ましてや下手なことを言うと、妻にズバッと切り替えされたり、妻からがっかりされたりする。
そんな嫌な思いをするくらいなら、中途半端な答えで乗り切ろう・・・という作戦を持ち出してしまうのです。
そもそも、男性は、共感や理解というコミュニケーションをあまり重要視しない傾向があります。仕事や、男同士の飲みの席でも
「分かるぅ〜」
「それひどい〜」
「大変だよね〜」
という共感の言葉をほとんど使いません。
「AをBにしてほしい」
「CはDである理由が知りたい」
「Eは無しで」
会話に曖昧さが無いのです。(曖昧だと仕事も曖昧になりますから)
社会や会社のなかで、共感や理解が重要ではない職場にいる男性ほど、妻の内面を測り知ることが難しいようです。
精神的な安定を求めているという妻の欲求を無視しているのではなく、そもそも気づいていないのです。
(そんなことも分からないのが愛情がない証拠!そんな夫とは離婚するしかないですね!と言われてしまうと、もう…)
本当に「愛されていない」のか
最後の問いかけは、これです。
「夫は、あなたのことを愛していないと言いましたか?」
本当に愛されていないかもしれない。
でももしかしたら、あなたが「愛されていない」と思い込んでいるだけかもしれません。
一度「夫に愛されていない」と感じると、なかなか抜け出せません。
夫のやることなすこと全部に「愛されていない」と感じるようになります。
あなたの夫は、女性心理に詳しいタイプですか?
女性は心の安定を求める生き物なのだよ…などと雄弁に語れるタイプですか?
残念ながら、学校で妻の心理を学んでいないと難しいかもしれません。(私も6000人の女性とお話して、やっと少し理解できるようになりました!)
夫は、あなたの問いかけにうまく答えられないだけかもしれない。あなたに喜んでもらおうと思って、今も必死に無駄な努力を続けているのかもしれないのです・・・。
あなたの夫が、本当にあなたのことを愛しているのか、愛していないのか。知る方法があるのです。
大変お待たせしました、お教えしましょう!
夫がしてくれたこと、何でもいいので、たくさん書き出してみてください。
嬉しいことではありません。
夫がしてくれたことです。
その違いは、
嬉しい=夫がしてくれた中で、あなたが嬉しいと感じたもの。
してくれたこと=夫があなたのためにしてくれたこと。
愛されていないと感じている方の多くの妻が、夫は嬉しいことや望んでいることをしてくれない!やっぱり愛してない!と苦しんでいます。
嬉しいかどうかを決めているのは誰ですか?
あなたです。
夫がどれだけがんばっても、夫の評価はあなたの判断次第なのです。
夫のしてくれたことに対して
「私のこと全然分かって無いじゃない、そんなんじゃ全然ダメ!」
と次から次へと吐き捨ててしまう以上、あなたの嬉しいことは全然増えていかない。
その結果、夫から愛されていないと思うようになる。
夫が愛しているかを決めているのは、あなたなのです。
日々がんばっていて、一生懸命だから、夫からの愛になかなか気づけなくなるのは、仕方がないこと。
でも、だからこそ、少し気づけるだけでも、気持ちはすごく楽になっていきます。
心の余裕がないなぁ、、、そう思ったならば、夫のしてくれたことを書き出してみてみる。^^)
あなたの心は、きっと楽になります!!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!あなたの豊かな人生のヒントになれば幸いです!!!
執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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