「結婚前は不安」でいい!女性が結婚する前に彼氏に不安になっておくべき理由
これから結婚するけど、大丈夫かな・・・
結婚前に、不安な気持ちになる人いると思います。
でも、ご安心ください。
不安でいいんです!
結婚前は不安でOKなのです!!
結婚生活で大きな悩みを抱えている女性は、
"あまり深く考えずに結婚した"
というパターンの方が結構多いのです。。。
つまり、結婚前に不安な方が
"しっかりと考えて結婚できる"
ってことなのです。
そろそろ結婚する人、まだ結婚の予定はないけど結婚したい人、いずれ再婚を考えてる人。
結婚前に絶対考えておいたほうがいい、とても大切な事があります。
結婚でつまづいた方から分かった大切なこと。
ぜひご覧ください。必見です!!
恋愛から深く考えずに結婚生活を始めてしまったら…
結婚する前に深く考えずに結婚してしまうには、いくつかのパターンがあります。例えば、
□何年も付き合いがあると、結婚することが自然な流れだし楽しさがそのまま続くのだろう…。
□やっと相手が結婚しようと言ってくれたから、今しかない!と飛びついた。
□とにかく恋愛中に彼氏が優しかったから、安心しきっていた。
□もう年齢が!!!
深く考えずに結婚してしまうと、結婚生活が始まってから
思っていた結婚生活と違う!!
ということが起こりまくるわけです。
▲彼氏のときにはあんなに優しかったのに、一緒に生活し始めたらまるで別人!
▲結婚したら変わると思ってたお金の使い方も、全っっっったく変わらない。
▲ちょっとお義母さんの味方するの?私と結婚したよね?
▲一緒に住んでる自覚が無いの?
まさかこうなるとは!!
とイライラ。
結婚生活を始めたら、男性の行動に不満が止まらなくなってしまいます。
それにしても、なぜ結婚生活にこれだけの予想外の出来事が起きるのでしょう。
ひどい男性を選んでしまったから?
男を見る目が無かったの??
いえいえ、別に男性も悪気があってやっているわけではないのです。
男性は女性の望みを叶えてくれないのには理由があります。
結婚生活に起きる様々な事態を想定し、柔軟に対応するためには、まず男性という生き物を『結婚』という視点で考えてみることから始めましょう。
男だって結婚して幸せになりたい!
そもそも論ですが、男性って結婚を切に願う生き物ではありません。
「俺チョー結婚したい!!」なんて言ってる男性は、結婚したら毎日ア〜ン♥みたいな(わかるよね)甘〜い願望を描いているだけのアホゥです。
男だって結婚したいんだ
誤解のないように言っておきますが、男性だって結婚はしたいのです。
内閣府の平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」では、20〜30代の男性72.1%が結婚したほうがよいと回答しています。結婚に肯定的と捉えていいでしょう。
ただ、結婚する時期については、約半分47.5%の男性がいずれは・・・というフワッとした回答してます。結婚についての明確な時期を避けるのは、男性の特性とも言えるでしょう。
また、未婚男性の約7割が子どもが欲しいっていうのを結婚理由に挙げています。
へ〜〜〜子どもが欲しいから結婚したいと考えているんですね。
しかし、それ以外のところでは、男性が結婚することにあまり良いイメージを持っていないことが多い。
例えば・・・
▲イロイロな女性と付き合うこともできなくなるし。
▲自分の好きなようにお金を使えなくなるし。
▲自分のカッチョイイ車がファミリーカーになる恐れもあるし。
「男は身勝手だなオイ!」
と言いたいところですが、抑えて抑えて。
ここで一つ注目しておきたいポイントがあります。
お金の使い方です。
なぜ男は無駄なものにお金を使うのか
お金の使い方は女性と男性で大きく異る部分です。
結婚してからも、お金について揉める夫婦はとても多いので、しっかり理解しておきましょう。
男性の特性として、自分の価値を自分の外側に求める傾向があります。
外側とは、例えば、いい車乗ってる俺すごいとか、俺の服のセンスどうとか。良い時計にお金使ったり。
自分自身ではなく、自分を形作るもの(趣味とかも含まれます)にお金を使います。
女性も自分の外見にお金を使いますが、男性は自分自身というより、自分以外のところにお金をかけることを好みます。
「女性は自己投資型、男性は自己投影型」
恋愛ライターの野浪まことさんは著書の中でおっしゃっています。
自分じゃない何かに、自分を投影するんですよね。
これは、自分の価値を高く見せたいという自己承認欲求から来ています。他者よりも自分が優れているんだ!と思いたいわけです。
女性の場合、相手よりキレイでいたいというより、自分自身がかわいい♥という思いが強いように思います。
ですが、男性は比較が大好きです。ですから、どうしても自分の外側を重要視したいのです。
可愛い時計じゃないのです。高い時計が欲しいのです。
そしてその欲求は、年齢が若ければ若いほど強い傾向にあります。
自分自身に経験と実績が無いからです。
会社で大した実力もないのに偉そうに言ったり、他者をばかにするのは、男性によく見られる一般的な思考です。男なんてみんなそんなものだと思っておいてください。とにかく人より自分をよく見せたいのです。
ただし、実力が伴ってくると、そのような立ちふるまいも収まっていきます。
たとえば、本当のお金持ちって、お金持ちに見えないといいますよね。
そのように見せる必要が無いからです。
女性からみると、なんて無駄なお金の使い方!!!と感じることも、男にとっては自分をより良く見せる鎧のようなものなのです。(女性でいえば目を大きく見せるメイク的なものですかね?)
すべて奪ってしまうと、跳ねをむしられた鳥のようになって、最後は本当に飛べなくなってしまいます。
結婚すると自分の好きなようにお金を使えなくなることは分かっています。
だからこそ、頭ごなしに否定しないことが大事ですね。頭では理解はしてあげてください。
ただ、無理なものは無理でOKです。
そして、彼氏が出費を抑えていたら是非ほめてあげてくださいね。
お金で補えないところは、あなたが言葉で補ってあげればいいのです。
なんたってタダですから(笑)
男性だって結婚で失敗したくない不安はある
男性が抱いている結婚に対してのリスクはお金だけじゃありません。
結婚した後、不仲になったらどうしよう・・・という不安も持っているのです。
先ほど内閣府の調査でも、5割以上の未婚男性が配偶者との心が通わなくなることを懸念しています。
男性だって、結婚する女性と仲悪くなったらどうしよ・・・って、結婚に対して不安なのですよ。
逆に、結婚理由に挙げていた「子どもが欲しい」という点に関して不安を考えている未婚男性は10〜20%とあまり高くはありません。子どもが欲しくて結婚したいといいながらも、子どもが授かるかどうかはあまり心配していない。
つまり、男性が結婚に求めることは、子どもができるかどうかより、
「あなたと結婚して良かったわ♥」
と、配偶者である女性(妻)と仲良く暮らせることを求めているようです。
でも、やっぱり、幸せにするためにはお金がいるよね・・・とも気にしています。
お金の影響はとても大きいのです。
結婚をするということは、ひとりの女性の人生の責任を負うこと。先ほどの調査結果の中で、年収400万円以下では6割が不安だと答えています。年収400万円以上でも4割の人が不安なのです。
金銭面で支えるのは男!!←こういう発想は、自分の両親から受けた昭和的な結婚感の名残です。
実際に収入が下がっているので、自己肯定感を持ちにくいのも仕方ありません。
収入が低い→結婚してうまくやっていける自信のない男性が多くなったわけです。
20年前と違って、男性が胸を張って「君を幸せにする!」と言いにくい時代なのですね。
じゃあ、少ない収入をやりくりするために、無駄な出費を抑えればいいじゃない!と考えたくなりますが、問題はそう簡単ではありません。
将来を見越して貯蓄に回す…という安定的な発想の女性に対して、今が楽しい!を求めるのが男性。
今が楽しくないと将来も楽しくないと感じる傾向があるので、今お金を使わないで細々とやっていくことは、彼にとって結婚をしんどいもの、と感じさせる要因にもなるのです。
たまに・・・お金にセコい(失礼、きっちりですね)彼とかは、通帳の額を見て喜ぶ、みたいな方も居るみたいです。
そういう人って、結婚したら妻の無駄遣いにも口出してくるので、う〜〜〜ん、お金に堅実すぎるのも厳しいですね。
だからこそ、結婚前に考えることが大事なのです!
男性にとって結婚の決意をすることは結構大変なこと
一昔前までは皆婚規範といって、結婚することが当たり前の時代でした。
でも、今結婚は人生の選択肢のひとつになってしまいました。
「そろそろ結婚しなさい!」なんておせっかいをしてくれる人はいません。
親もそうだし、口うるさい親類のおばちゃんという存在もない。
「男は結婚してこそ一人前だ!」なんて上司が発言をしようものなら「パワハラですよねそれ」と言われかねない。
そういう時代になってしまいました。
男性が結婚を意識するのは、周りの友人が結婚すると、俺もそろそかな…と思うときくらい。
選択肢である以上、やはり男性にとっても結婚することが魅力的じゃないと、なかなか結婚は選択できない。
恋愛はそれなりに楽しい。彼女も幸せそうだ。だったらこのままでも…と思ってみたり。
結婚に対して、、、とにかく腰が重いのが男性の特徴です。
そんな結婚観を持つ男性が
「け、結婚する!」
と決めるわけですから、これは本人にとってかなり大きな決断といえるのです。
ですから、
君と結婚するってことは、僕にとってものすごい決断なんだよ?
という思いがあるのです。
男性の方が結婚したらゴール!!!みたいな。
清水の舞台からピューーーーッ!と飛び降りるみたいな?
そんな状態だから、結婚した後のことなんて考えてないのです。
山を登ることは考えても、降りることまではちょっと考えてなかったな…そんな感じ。
やれやれです。
とか言ってますけれど、私も本当に何も考えてなかったです。
結婚する時期だから、結婚する。
今思うと、すんごいいい加減ですし、そんなの結婚前のパートナーが聞いたらどれだけ不安になっただろう…という感じ。
でも、結婚前の不安なんて、話もしなかったんですよね。
結婚のことを相談できる人なんか、周りにはいませんでしたもの・・・。
結婚前、彼はなぜ積極的に動かないのか
さて、いろいろありましたが、なんとか無事結婚することになったとしましょう。
ですが、あまり深くは考えていない男性ですから、結婚生活を始める前からいろいろなことが起きるわけです。
結婚式の準備からもう破綻
結婚式の準備を一切しない彼氏、って聞いたことありますよね。
「きみの好きにすればいいよ」
ハイ出た決め台詞!
世の女性たちに結婚式を導きかけるゼクシイさんでも、この問題についてホームページ上でアドバイスを伝えています。
多くの男性は結婚式の準備に前向きにならないものだったりします。というのも、男性の多くは「結婚式は女性のため のもの」と考えているからです。結婚式の主役は女性、衣裳を選ぶ時間は9割女性で1割男性。
彼が参加すること であなたが幸せになっている、ということを表現すると、男性は積極的に動き始めます。
「一緒に選んでくれるからうまくいきそうだよ」とか「一緒に考えてくれるから幸せ」というように、彼が参加することであなたが 幸せになる、ということを示しましょう。
ゼクシイホームページより引用
なるほど。彼のなかで結婚式をする意味を見つけましょう、というわけですね。
これは結婚した後にも、とても大切な考え方です。
でもこれだけでは、70点。
一番一緒に考えさせなければならないのは、結婚式をどうするかではなく、
なんで結婚式するの?
ってところです。
◎きれいな衣装を見せたいの?
◎幸せアピールしたいの?
・・・それとも???
結婚式って、これから先、一緒に暮らすふたりが、家族、友人、お世話になった人、大切な人たちに
「これから二人でいろいろな試練も一緒に乗り越えていきます。末永くふたりを宜しくお願いします。」
と大切な方々に誓約をする場所でもあるわけです。
決して彼女(女性)のためのものじゃないわけです。
華やかさばかりが表に出ているから、男性にとって、結婚式とは女性のためのものだと思い込むわけです。
幸せになるために結婚式をする、というコンセプトに結婚式のプロデュースをする、クロフネブライダルの中村典義さんはこのようにおっしゃっています。
恋人同士のうちは互いに向き合う関係です。お互いが見つめあって相手のことを考える状態です。
それが夫婦になると2人並んでひとつ方向を見る関係に変わります。そして結婚式の準備期間と言うのはまさに恋人から夫婦になるための練習期間なのです。
結婚式は、一瞬の瞬きのようなものではなく、末永く幸せな結婚生活を送るための必要な儀式。
そのことを彼だけではなく、彼女もしっかりと認識して、考えていく必要があるのです。
結婚生活は、結婚式をどうするか、から始まっている。
どう魅せたいかではなく、何のために結婚式を挙げるのかを考えることが大事なのですね。
彼も結婚したら変わると思ってたのに
本当にこの人とうまくやっていけるだろうか…という不安は簡単には消えません。しかしそんなことを言っていても結婚の日にちはどんどん近づいてくるわけです。
「でも、きっと結婚すれば、彼は変わるわ!」
そんな希望的観測で結婚に踏み切っていきます。
仕方ないですよね、そうでもしなきゃ不安で押しつぶされそうになりますもの。
でも…
残念ながら…
男性の多くは結婚しても変わりません(キッパリ)
あ、変わる人もいます。悪い方向に(涙)
すこし話はそれてしまいますが、
私からして、女性って本当にすごいと思うのです。
実家暮らしでご飯なんか作ったことない女性でも、自然と作ったりする。味はともかくとして、毎日ご飯を作るというのは大変なことです。尊敬します。
妻(母親)が食事を作る、という今まで育ってきた家族の価値観の影響もあるのでしょう。
では男性はどうか。
既にお分かりかもしれませんが、夫(父親)が家事を手伝わない家庭だと、怪しいわけです。限りなくダメな雰囲気がします。
見てないものをいきなりやったりはしません。
普段からやっていないことはできないのです。
「結婚したら家事手伝うから!」
そんな甘〜〜〜い言葉を言っておきながら、全く手伝わないという男性もいます。
ちょっと古いですが、だんなデスノートに載ってましたね、そういう書き込み。
じゃあ、家事ができる男性を選べば良いのでしょうか?
家事ができるのと、家事をやってくれるのは違う
「彼は一人暮らししてるので、掃除も洗濯もできるんです!」
だからやってくれるだろうと思う女性もいるでしょう。
しかーし!結婚生活が始まったら、彼は一切やらない。
ある夫婦問題のご相談者で、洋食屋でシェフをしている男性と結婚された方がいました。
さぞ家で美味しい料理が食べられるのだろうと思ったら、夫に「家庭の料理は女性の仕事」と言われ、最初は料理を一切つくってもらえなかったとのこと。
それよりも、シェフに夕食を作って出すのが相当プレッシャーだったそうです。そりゃめちゃ不安だ…。
自分が育った家庭の価値観が強く影響している事例は、跡を絶ちません。
「彼のお義父さんはちゃんと家事をやっているから大丈夫、かな。」
おお!素晴らしい!と言いたい所ですが、両手放しで喜べません。なぜなら、
お義母さん(彼氏の母)が彼に至れり尽くせりだったら、結婚生活を始めた瞬間まったく動かなくなることもあるからです。
愛情=なんでもしてくれる
そういうふうに男性が考えているとしたら、(母親からの奉仕が愛情だと思いこんでいたら)ゾッとしますね。
「できる」と「やる」は全然違うのです。
価値観の違いは家事だけではない
価値観の違いは家事だけの話ではありません。結婚生活の多岐に影響を及ぼします。
◎仕事を続けたい女性、仕事を辞めてもらいたい男性。
◎ふたりで暮らしたい女性、親と同居してもらいたい男性。
◎家を建てたい女性、賃貸でいいと思ってる男性。
◎子どもが欲しいと願う女性、子どもはまだいい男性。
結婚は、お互いのさまざまな価値観が複雑に絡み合う。
それをひとつひとつ解きながら、毎日を生きていくことになります。
じゃあどういう男を選べば良いんですか!?となりますね。
その答えは、選ぶ、ではなく、、、
いっしょに作る、です。
ふたりの新しい価値観をいっしょに作っていく
自分の価値観を自分で選べるとしたら。
二人が好ましい結婚の価値観を作り上げていけばいいですよね。
しかし、結婚しても仕事を続けたいから家事を手伝ってもらいたいと思っている彼女と、結婚したら仕事を辞めてもらいたいと思っている彼氏が結婚することになったら?
真逆の価値観ですね。
これはとても大変なことです。簡単に解決できる問題ではありません。
でも一番の問題は、お互いの価値観を知らずに結婚生活を初めてしまうことにあります。
結婚という列車は、一度走り始めたら止まりません。
運転しながら、様々な難所を乗り越えていかねばなりません。
そのとき、二人の進みたい方向性がバラバラだったら。
…仕事続けたい彼女、辞めてもらいたい彼氏。
止まらない列車、迫り来る分岐点、合意できない二人の運転手。
列車の中で響きわたる言い争いの声・・・
でも、列車に乗る前ならば。
深くお互いの価値観を知ることができれば、もっと柔軟な運転計画が立てられますね。
なぜ彼氏は彼女に仕事を辞めてもらいたいのか。
もしかしたら、自分の母が専業主婦で、結婚生活はそれが当然だ、という価値観を持っているかもしれません。
あるいは、家計が苦しくて仕事に家事に育児にとても苦労していた母をみてきて、自分は彼女にそんな思いをさせたくないからという価値観かもしれません。
結婚する前に相手の価値観を知ることができれば、お互いが納得できる『ふたりの新しい価値観』を作れる。
海か山かも分からない、行き先不明の「ミステリートレイン」に乗りたいのであれば別ですが・・・
結婚前にふたりの結婚の意味を考える
新しい価値観を考えるときに、やっぱり大事なのは「どうして結婚したいのか」をしっかり考えることです。
自分はなぜ結婚したいのか
相手はそれを知っているか
相手が自分と結婚したい理由はなにか
その期待に自分は答え続けられるのか
この問いかけをお互いにしているだけで、これから起きる様々な問題が予測できます。
そして、100点を出すのではなく、ふたりでできる範囲のことを柔軟に考えてみるのです。
結婚のはじまり
結婚が始まるとき。
新しい人生の始まり。
NPO法人日本結婚教育協会 代表 棚橋美枝子氏が提唱する「結婚教育」において、結婚するその時を夫婦や家族においての「原点の時期」と定義しています。
結婚の原点を考える。
ところで「原点」とはどういう意味でしょう。
調べてみるとこのように書いてありました。
原点は、物事のはじまり、基準、根拠となるところ。人生の歴史を振り返る際に、出発点という意味でも用いられる。
Wikipediaより一部抜粋
ということは、結婚の原点とは『結婚のはじまり』であり、結婚生活の基準や、結婚した根拠ということになりますね。
なぜいま、結婚することが不安なのか。
それは、この原点が定義なされていないからなのです。
でも大丈夫。不安だからこそ、彼氏としっかり納得いくまで考えればいいのです。
目の前に"結婚"という餌がぶら下がってるからといって、勢いでパクッと喰いついては後で絶対に後悔します。
結婚生活50年もある長い旅。
この50年、自分の人生のこれからさきをどうするか。
今考えなくて、いつ考えるのか。ですね。
結婚生活の原点を考えるということは、自分や相手のことだけを考えることではありません。
産まれてくる子ども、自分の親や相手の親の人生も考え、大事に扱うということにもなるのです。
結婚の原点を考えてみよう
では、結婚生活の原点を考えてみましょう。
以下の2つの質問に答えてみましょう。
『どうして結婚したいの?』
『どういう夫婦になりたいの?』
意外と難しくないですか??
この問いかけが、夫婦の原点を考える作業になります。
この問いかけに、しっかり具体的に答えられるようにしておきましょう。
どうして結婚したいの?(結婚の根拠)
問題が起きる夫婦は、やっぱり結婚した理由が曖昧だったりします。
「ん〜何だったのかな・・・?」
と答える方もいらっしゃいます。
問題が起きるご夫婦で一番多いのは、彼から愛情を「もらえる」から、と答える人。
「夫が優しくしてくれた」
「彼しかいなかった」
「ずっと愛してくれると思った」
別に悪い理由ではないのです。
ただ、彼の優しさの「量」や「質」で、女性側の幸せも不安定になってしまう。
つまり、愛をいつももらえないと、不幸せを感じてしまうのです。
もらえないと不機嫌になってしまう。
自分の不機嫌を夫のせいにしてしまうから、夫にあたる。
相手のせいにするから、些細な問題が解決しにくい夫婦の体質になってしまうのです。
結婚生活では、本当にいろいろなことがあります。夫も仕事が忙しく、うまくいかないこともある。妻に愛情を与えられ続けられないときもあるかもしれない。
そういうときこそ、夫は愛情が欲しいわけです。
でも、妻は愛情がもらえないとイライラしているから、夫に愛情は注げない。
お互い欲しい欲しい欲しいばかりが積み重なってしまうのですね。
ですから、結婚する理由を考えるときは、相手の状況がどうなろうとも普遍的な理由が望ましいですね。
是非彼にも聞いてみましょうね!
どういう夫婦になりたいの?(結婚の基準)
どういう夫婦になりたいか。
この質問は、本来ふたりで語り合う質問ですね。
話し合いではなく、語り合いです。
話し合っちゃだめ?語り合う?
はい!
話し合いって、どうしても同じ一つのゴールを目指しがちです。
でも、どういう夫婦になりたいかなんて、ピッタリ一致しているわけないのです。
育った環境も違うのですから。
だから、話し合いになると、気持ちの押し付けあいになってしまう。
たとえば・・・
「妻は家に居て欲しい」
これは専業主婦の母親を持った男性からよく聞かれる妻に対しての要望です。いつの時代!?って思いますよね。でも、本気でそう思っているのです。
自分がそうされたように、自分たちの子どもに愛情をたっぷり注いで欲しいからだったりします。
でもでも、仕事をがんばってる女性からすれば、「仕事を辞めろ」なんて言われたらカチンとくるかもしれませんね。仕事を頑張っている自分を否定されているように感じるかもしれません。
言い争いになり、こんな人とは結婚したくない!なんてことにもなりかねません。
そこで、話し合いではなく、語り合うのです。
まず、しっかりと話を聞く。
家に居て欲しいって、どういう意味だろう。
私が働くと、何が嫌なのだろう?
がんばって聞いてみてください。
そして、自分の思いも語ってください。
私は働きたいんだ。なぜかって言うとね・・・
結婚前だったら、語り合いはできる。
冷静にできる。だからたっぷり語り合ってください。
そして、50年後を想像し合ってください。
おのずと、お互いの意志が尊重されるようになってきます。
この語り合い、結婚してからは、なかなかできないのです。
「なんで最初に言ってくれなかったのよ!」
「言わなくても分かるだろ愛してるなら!」
なんてことになっちゃう。
言わないあなたが悪い!とか、変な方に話が行ってしまうのです。
結婚前は不安でいいのです!
せっかく結婚するのです。
幸せになりたいじゃないですか!
だから、いっぱい考えましょう。
そして、納得してから結婚しましょう。
結婚前、不安でいいのです。
不安は幸せになるための大事な感情だと私は思いますよ^^)
もし、それでも不安ならご相談ください^^)
不安なまま結婚するのは嫌ですものね。
せっかく結婚するのですから、あなたにも、そしてあなたの大切な彼にも幸せになって欲しい。
だから、とことん納得して、安心して結婚しましょう。
さぁ、幸せになりましょう!
執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
夫が何を考えているのか分からないあなたへ『夫のホンネがわかる動画』も絶賛公開中です。