男はみんな女々しいという話
先日久しぶりに風邪をひきまして。
さて、そんな風邪をひいた私に、奥さんが冷たかったのです。
ホントはね、奥さんはいたって普段通りなんです。
でも調子悪い時はいつもより優しくして欲しかったのです(笑)
だったら、「風邪ひいてるんだから優しくして欲しい〜」と素直に言えればいいのですが、言えない。
・・・気付いて欲しい。
分かりますよねー?こういうとき、甘えたいじゃないですか(笑)
「気付いて欲しい」と思うのは女性特有ではありません。男性だって思っています。
その気持ちが言えないまま1日を終えたとき、態度の変わらない妻に対して私はこう思ったのです。
「なんて冷たい人や・・・」
不満を抱いたのです。相手を勝手に評価し、そういう人だと決めつけようとしたのです。
ここからが大切なポイント
男性の場合、こういう小さな不満を言葉に出さないことが多いのです。
心にしまい込んでしまうのです。
特に優しい夫ほど「我慢」という形で溜めてしまうのです。
こんな感じ・・・痛々しい
男性の「我慢」を溜め込む仕組みには私自身でも困っています。
「男らしさ」の弊害だと思います。
最悪なことに、女性のように不満を吐き出す仕組みを持っていない人がとても多い。
言わないからタチが悪い。
だから奥さん気づかない。夫はなんの不満も持ってないと思ってしまう。
「我慢」が心からドバババババァーーーー!!とあふれ出てきたとき、夫は「離婚して欲しい」と言い出すのです。
対応方法としては、ズバリ「ご主人に関心を持つ」しかありません。
関心を持っていれば、なんかいつもと少し違うぞ!?に気づくことができます。絶対にできます。
なぜなら、離婚を言い出す夫が「俺はSOSを出していた!」という言葉をよく使うのです。
男は女々しいのです、絶対サイン出しています(笑)
SOSの発見方法
旦那がちょっと不機嫌だったり、テンション低いときに「何かあったの?」と聞いても
「別に」
とか
「仕事のことだよ」
とか言ったときは相当怪しいです。SOSの可能性があります!
ご主人の言葉をうのみにせず、いつもより少しだけ優しくしてあげる。ねぎらってあげる。いたわってあげてくださいね。すぐではないにせよ、機嫌がよくなります。うまくいくと不満を言ってくれるかもしれませんよ^^)
50年幸せな夫婦生活を続けるために必要なスキルです!
私の話の続き・・・
溜めちゃダメやん!!と思い出した私でしたが、なかなか言うことができません>_<)
そんなとき、奥さんがちょっとやさしく接してきたのです!!(私のSOSに気付いた様子)
思わず言っちゃいました。
私「昨日は冷たかったけど今日は優しいよね〜」
※ 言いたかったのは「冷たい」という言葉。でもそれだけ言うと角が立つので「優しい」を入れてみたけれど・・・
妻「えーー?昨日も冷たくなかったでしょ!?」
※やっぱり反論きたか!しかし冷静に!
私「普段は気にならないけど病気すると冷たく感じるんだよ〜」
※病気すると、が大事なポイントね
妻「私は普段どおりだったけど、冷たく感じたのね〜わかった〜!」
※やった!伝わった(笑)
冷たいということを言えたこと、なんとなく理解してもらえたことで十分です。我慢を溜めずにすみました。ありがたやありがたや。
このあと奥さんとってもいたわってくれまして。生姜湯が出てきたり、おでこに熱まさしシート貼ってくれたり。もう、なんてかわいいんだ♥
おでこのシートに「ガンバレ」と書かれました。私からは見えませんけれど。
以上、夫婦再生カウンセラーの女々しい話でした!
補足
文句ばかり言うご主人の場合ですが、不満を全て言っているのであれば文句は繰り返さないと思います。
潜在的な不満を持っていると考えてください。
夫のSOSへの対処が上手くいかない。
そもそもSOSがわからない。
それ以前に、夫が何を考えているか分からない!!と思ったら、ご相談ください。
ご主人のホンネ、女々しいカウンセラーがご主人の女々しさをわかりやすくお教えします(^^)
執筆:下木修一郎(しもきしゅういちろう)
NPO法人日本結婚教育協会会員
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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