夫のいびき。私が30年かけてたどり着いた方法を公開!

夫婦再生カウンセラー下木修一郎です。

このページをごらんになったということは、今ご主人のイビキに悩まれていますね。

いびきをかいてる旦那はいいかもしれないけど、隣で寝てるこっちの身にもなってよ・・・!!!

そんな思いで毎日過ごす。し、しんどいですね。。。

 

 

実は・・・私がひどいイビキをかきます>_<)

まだスリム(笑)だった高校生のときに友達の家に泊まったのですが、翌朝「おまえのイビキすげえな」と言われてしまいまいました。

ものすごいショックでした。

私の見た目はごついのに、どうやらアゴが少し小さいらしく、それも原因のひとつだそうです。

そこから30年間、お泊りの度に気を使ったり、眠らなかったり、いろいろないびき対策グッズ道具を買って試したりと、もがき続けました。

そして、やっとひとつ。ようやく…たどり着いた方法があります。

 

いびきは完治できずとも、和らげることができる。

私の経験がすこしでもみなさんのお役に立てればと思います。

夫婦生活を脅かす「いびき」の原因、そして具体的な対処の方法をご紹介します!

 

結論から言うと、歯医者さんのマウスピース!

オーダーメイドのマウスピースがいい

 

これ↓です!

本当は黄色い半透明樹脂ですが、ちょっと生っぽいので青色に画像を加工しています(^^;)

私は睡眠の病院で軽度の睡眠時無呼吸症候群という判定をされました。

ご存知かと思いますが、睡眠中に何度も呼吸が止まる症状を睡眠時無呼吸症候群といいます。

無呼吸状態を無くすため、鼻から空気を送り込むCPAP(シーパップ)を使っていましたが、どうにも合わず、マウスピース治療に切り替えました。

 

マウスピースの写真、少しわかりにくいと思いますが、下顎が前に出ています。

「アイーン!」状態で寝るのです。これは、寝ているときに顎、舌の根っこが落ちるのを防止するためです。

 

参考までに、いびきのメカニズムはこちら。

 

マウスピースでアイーン状態を作り出すことで、舌の付け根が落ちるのを強制的に防ぐのです。

「横に寝る」ことがいびき対策にいいのは、横になれば舌の付け根で気道を塞がないからです。でも寝相が悪いとじっと横になっていられないので正直難しいのです。

 

マウスピースの効果は?!

では、実際にマウスピースを付ける前と、そして付けたときの差をみてみましょう。

スマホのいびきラボ - いびき対策アプリを使っていびきの音量を可視化したものです。

何もしていない時がこちら。

だ、大音量・・・。

メーターを振り切りそうです。

実際に、音もすごいですよ。

 

そして、マウスピースを付けたときがこちら。

穏やかでしょう!?比較すれば一目瞭然ですね^^)

奥さまからも、「音はずいぶん小さくなった」と言ってもらえてすごくホッとしました。

 

最初はマウスピースを付けて寝るのは気持ち悪かったのですが、使っていると慣れるものです。

 

マウスピースのお値段

お値段ですが、少々します。

睡眠時無呼吸症候群の診察を受け、その病院からの紹介があれば、歯医者さんでマウスピースを1万円ちょっとで作ってもらうことができます。ただ、歯の治療が必要な場合は先に治療しなければならないのでマウスピース制作の作業に入るまで少し時間がかかってしまいます。(そして歯医者さんの治療費もかかる。なかなかマウスピースを作ってくれない(笑))

病院からの紹介がない場合は2万円ちょっとかかるようです。

正直高いですが、歯医者さんで作るオーダーメイドのマウスピースはいままで様々買ってきたいびき対策グッズとは比べ物にならないほどのフィット感。私の場合は効果てきめんでした^^)

値段の価値はある、と思います。

 

CPAPは効果絶大だが・・・

ご存じの方も多いと思いますが、睡眠時無呼吸症候群の治療のために使われる、鼻に強制的に空気を入れるCPAPという治療方法があります。

舌元が落ちないように、呼吸に合わせて自動的に「コォォーーーーッ」と空気を送り込みます。強制的に空気を送り込まれるので、口から空気が「シュビビィィィ!」と漏れてしまったりして、慣れるまでこれもなかなか大変でした。

ただ、治療といっても、無呼吸が起こらないようにするだけで、症状が改善されるわけではありません。

月に1度の診療が義務付けされており、CPAP使用料の5000円がかかります。

CPAPはすごいですよ。いびきラボのアプリでの結果がこれ。

ほぼゼロですよ。

いびきは皆無です。

ですがやはりとにかく装着が面倒くさい。パイプが邪魔だし、夏場は暑いし、私の場合口からエアーが漏れてしまって朝起きたら喉がカラカラ。

でも、CPAPを解約した一番の理由は、月に1度の診療時に睡眠時無呼吸症候群を治療しようとする意志をお医者さまから感じなかったこと。

それに、月5000円x12ヶ月=・・・ワオ!!!ですよ。

マウスピースにしたいとこちらから要望を言ったときも、効果がでるかわかりませんね〜とか、とても消極的だった。そういう感じがすごい残念だったので止めました。

ただし、重度の方はCPAPじゃないとダメだと思いますので、ちゃんとお医者さんと相談してから決めましょうね。

 

いびきの恐ろしさを分かっていないご主人への対策

まずは録音して聞いてもらおう!

もし、ご主人がいびきに対してさほど気にしていないようでしたら、実際に聴かせるのが一番手っ取り早いですね。

私は先ほどお見せしたiphoneアプリ「いびきラボ - いびき対策アプリ 」を使って自分のいびきを録ってみました。

寝る前にONにすれば、あとは自動的に録音してくれます。誰でも使えるくらい、とても簡単です。

翌朝、あのグラフ、そして実際の音を聞いて、ヤバイって直感しました。

 

旦那さんがやってくれなかったら、奥様が録音して旦那さんに聞かせてみてください。

ちなみに、このアプリで睡眠時の無呼吸状態を録ることはできませんでした。ですが、実際には無呼吸状態があると妻にも言われていましたので、このアプリで聴いて、呼吸は止まってない、自分は睡眠時無呼吸症候群じゃないな、と判断するのはやめましょう。

アンドロイド用いびきラボアプリもあります。コチラ

 

口呼吸のいびきは様々な症状を呼び起こす

いびきのリスクは様々なサイトで言われていますので今更ここで書くまでもないのですが、ご主人が聞いてダメージを感じそうなのは・・・

■成長ホルモン分泌の減少

いいですね、この成長ホルモンの減少って、ダメージ受けそうです(笑)男はいつまでも成長したい生き物ですからね。意味が違いますけど。

■口臭の悪化

これもいいじゃないですか。「いびきの人って、口臭が悪化するらしいよ。」いいですね、会社とかで不安になりそう。

このあたりのネタを使って、ご主人にゆさぶりをかけてみましょう。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は命にかかわる

睡眠中に何度も呼吸が止まっているかどうかは本人まったく気付きません。私も全然気付きませんでした。

寝ているときに呼吸が止まるわけですから、体に良いわけがありません。

ただ、睡眠時無呼吸症候群だと、高血圧症、狭心症、心不全のリスクが2倍、脳卒中が4倍なんだよ、なんて言っても、男って、、、ダメなんですよね。「わかったわかった」とか言って、まったく行動を起こさないんです。

病気をしないと気付かない。ダメダメなんです。

 

私の場合は、奥さんに「呼吸止まってるよ」そして、「あんた、死に近づいとるよ」と思いっきり指摘されて、慌てて睡眠の病院に検査に行きました。

「止まってたよ・・・」
「今日も止まってたよ・・・」
「止まってて苦しそうだったよ・・・」

しつこくしつこく何度も言う。

そして、ストレートにグサッといってあげてください。

 

みんな旦那のいびきで悩んでいる!

いびきは旦那の悪習慣!?

「SAS広報委員会」というところが女性1000人に旦那さんにイビキ状態をがアンケートを取ったところ

ほぼ毎日いびきかかれてる!と答えた妻は76%にも及んだそうです。

また、いびきがうるさくて寝室を別にしたことがある妻は47%と半数。それだけ深刻!!

いびきで離婚したいと思った人は、なんと19%(1000人中190人!)もいるのです。

寝室を別にすると、コミュニケーションは減る、スキンシップも減る、セックスレスにもなりかねない。

いびきで殺意を抱くひともいるわけです。

いびきは結婚生活を危機にさらす重大な要因であるということは間違いないのです。

 

また、妻の多くがいびきを「夫の習慣」として捉えている傾向がある。

つまり、夫の習慣で自分が苦しい思いをしている、と考えているわけです。

その証拠に、いびき対策のグッズや病院の受診などをうながした妻は19%しかいなかったそうです。

太ってるからでしょ!
お酒飲んで寝るから!

いびき=旦那の悪習慣

と捉えているのですね。

でも、あまりにも酷いいびきであったり、無呼吸だとしたら、それは既に病気かもしれません。

 

まずは自覚させることから

なかなか動きの悪いダメな夫ですが、もし夫に何かあったら…困るのは残念ながらあなたです。

夫の問題だと捉えるのではなく、夫の健康は妻の健康にも深く影響を与える深刻な問題ととらえて、まずはいびきを録音するところからはじめましょう。

 

私もこれまで様々ないびき対策グッズを使ってきました。

しかし、やはり個人での対策には限界があります。

専門家と話をすることで、ようやくマウスピースにたどり着きました。私は30年もかかりました。

 

専門家に見てもらおうと思えたのも、奥さまが毎回しつこく「止まってるよ」と言ってくれたからです。本当に感謝しております。

面倒くさいとは思いますが、どうかご主人に辛抱強く働きかけをしてあげてください。

もちろんマウスピースがすべての方の役に立つとは思いませんが、それでもこの記事が少しでもみなさんの安眠に、そして夫婦円満につながればと思っております。

それでは、おやすみなさい!

執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家

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