不幸を取り除いても夫婦は「ハッピー」にならないってホント!?

夫婦再生カウンセラー下木修一郎です。

どうやったらもっと結婚で幸せになれるのでしょう。

この人生の永遠のテーマについて、考える学問があるのです。

 

不幸せを取り除いても幸福にならない

私も所属しているNPO日本結婚教育協会の講座で、幸福をテーマに研究をされていらっしゃる、京都学園大学の袖川芳之先生の講義を受ける機会を頂きました。

左から私、袖川先生、今枝相談員、桃沢相談員

 

袖川先生曰く

袖川先生「政府は国民の幸せのために、不幸をどう無くしていくかを考えています。ですが、不幸を取り除いても幸福にはなれないことが分かってきました」

えー!?不幸を取り除けば幸せになりそうな気がしますが、違うのでしょうか??

袖川先生「待機児童を減らしたり、教育の無償化は国民の不満を解決するものですね。ですが、それを解決したからといって幸福を感じられるでしょうか?」

・・・た、たしかに!!

実際に待機児童をゼロにしたとしても、今頃かい!と感じるかもしれません。

待機児童で苦労した人は、自分たちのときは大変だったのに!!という不満が逆に生まれるかもしれません。

 

自分の幸福のために、相手を傷つけてしまっていませんか

 

袖川先生「幸福の反対は、退屈、無気力、無力感、の三つです。」

なるほど、、、。

退屈や無気力、無力感を感じると、嫌な気持ちになりますものね。

それらを解消すれば、幸福に近づけるのかもしれません。

 

でも、夫婦で退屈、無気力、無力感を取り除こうとして問題が起きること、よくありますよね。

●「退屈」しのぎに始めたスマホゲームが止められず、家族の手伝いをしない

●休日にゴロゴロしている「無気力」な夫を責めてしまう

●自分はちゃんと頑張ってる・・・「無力感」から逃れるため、子育てや仕事を必死にがんばる

 

人は、幸福になろうとして無意識にこのようなことを行っているのかもしれません。

自分の幸福だけを考えた行動は、夫婦の幸福にはつながらないのです。

 

夫婦がうまくいくかどうかの大事なポイントがありそうですね!

 

自分も相手もうれしい選択をすること

 

袖川先生「ナッジという言葉があります。ナッジとは、自分のやりたい行動が、みんなの幸せになるデザインのことです。」

「ナッジ」!?

聞いたことが無い言葉ですね。

でも、自分の嬉しいが、相手の嬉しいになったら、それは確かに一番いいですよね。

夫婦における「ナッジ」ってなんだろう・・・

・・・・・・・

・・・と考えることが、「幸福」につながると先生はいいます。

 

あ❗

もしかして、夫婦における「ナッジ」とは、

嬉しい気持ちを素直に伝えること

じゃないかな。

 

 

(このお鍋おいしい!!)

と思った時、

「この鍋うまい!」

と伝えることで、

作って良かった・・・^^)

と、相手も幸せな気持ちになる。

 

 

(子どもと遊んでくれる姿、なんだか幸せ)

と思った時、

「子どもと遊んでる姿見て、幸せだなって思っちゃった」

と伝えることで、

そうなの?そうか、こんなことが幸せなのか^^)

と、相手も幸せな気持ちになる。

 

あなたにとっての「ナッジ」って、何でしょう。

ひとつ見つけられたら、ちょっと幸せになれるかも。

 

袖川先生、ありがとうございました!!!

 

執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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