うちのお母さん、相当お父さんのこと嫌いでさ。
夫婦再生カウンセラー下木修一郎です。
今日、名古屋で行われた『エイズ文化フォーラム in Nagoya』に参加する地下鉄の車中。
前に座っている16、17才くらいの女性2人の喋り声が聞こえてきました。
(すみません、盗み聞きするつもりではなかったのですが、地下鉄のせいか、結構大きな声で喋っているので聞こえてしまいました。)
その2人の会話内容・・・
「うちのお母さん、相当お父さんのこと嫌いでさー」
「えー」
「イライラするとか、見たくないとか(笑)」
「大丈夫?それ(笑)」
えーーーと思いながら、ちらっと見ましたが、普通の女子高生のようでした。
表面上はふたりとも笑いながら会話していましたが、話している内容はとても笑えない内容。
まさか自分の娘が電車の車内で、友達にこんなことを話しているなんて思ってもいないでしょう。
子どもにストレス発散する親
母親をやっていて、夫に対して苛立ちを持つ事は誰だってあります。
ただ、そういう気持ちを子どもにそのまま伝えるのは、やっぱりダメです。
子どもの心を不安定にさせる、やってはいけない行為です。
そもそも、親の悪口を無条件に受け入れられる子どもなんていません。
このように表面上笑いながら友だちに話すことも、ストレスの発散なのでしょう。
でも、表面上笑っていても、心の中は寂しさでいっぱいだと思うのです。
友達も笑うしかありません。
子どもは、逃げ場のない家庭の中で、母親の影響をまともに受けてしまうのです。
母親は子どもの結婚観に強大な影響を与える
私がカウンセリングを受けていて、しんどいな、、、と思うのは、子どもに対して共感を求める母親のもとに育った女性の悩み。
「お父さん酷いよね!」
「お父さんのような人と結婚しちゃだめ!」
このように母親に言われました、という女性は結構多いのです。
母親としては、夫に愛されない、という寂しさを埋めたいのでしょう。
しかし、このような母親の言葉は、子の結婚観に確実に影響を及ぼします。
42才の女性は、夫に対してキツイ物言いが止まらないとご相談に来られました。
母親の事を聞くと、
「父親を非難する母親が大嫌いでした。」
とおっしゃいます。
今のご自身と、お母様とは似ていますか?と聞いてみると、
「確かに…私、母親と同じです。同じように夫を責めています…。」
ハッとしたように、お答えになります。
あんなに嫌だったのに、母親と瓜二つの自分。
無意識に、母親のやり方を真似てしまっている。
母親の影響は、とてつもなく大きいのです。
良い子に育てることも大事かもしれません。
できる子に育てることも大事でしょう。
ですが、私は子どもが過ごしやすい家庭づくりの方が、はるかに重要だと思うのです。
安心して戻れる家族があるからこそ、子どもは自分らしく育つことができる。
いまからでも遅くありません。
「お母さん、あのころ酷かったよね(笑)」
こんな風に、娘と笑い話にできるようにしてみませんか。
悪口を言わないようにする、というのは、かなりの確率で失敗します。
自分の行動を変えるためには、自分の内面から変える必要があるからです。
まず自分の状態を知ること。
『夫婦再生カウンセリング』や『夫のホンネがわかる動画』では、7日間、特別な方法で自分自身を振り変えるアプローチで、意識を変えていきます。
さあ一緒に、家族が安心できる家庭を作りましょう!
執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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