男性が家事をすることが当然の時代がやってくる。そのとき女性には何が求められるのか。
夫婦問題専門家の下木修一郎です。
今、若い男性の価値観が大きく変わりつつあります。
家事にとても積極的になっているそうなのです。
あら、素敵なお話♥
ところが、若い男性の意識変化は、女性にとって嬉しいことばかりではないのです。
いったい、どういうことでしょうか？
今日は、家事における価値観の変化についてのお話です。
相変わらず古い価値観の男たちはたくさんいる
いきなりですが、
共働きの家庭における「家事分担」の割合
はどれくらいだと思いますか？
男性が何割、女性が何割家事をしているか、ということです。
マクロミルの調査によると、
実際の分担割合をみると、最多は「夫10%妻90%」で24%、次いで「夫20%妻80%」が19%でした。妻も夫と同様にフルタイムで働いている家庭においても、妻に家事負担が寄っている現状が見えてきます。
マクロミル 2017年、共働き夫婦の家事分担に関する調査
いいですか？
妻もフルタイムで働いているのに、ですよ？
相変わらずあまり手伝わない夫がいるのです。
「ちょっと待てよ！俺はほぼやってるぞ！！」
こういう話をすると、必ずこう言う男性がいますよね。
そういう男性に言いたい。
素晴らしい！！！
あなたは男性の鏡です。よく頑張っていますね！
（虐げられてやっているのか、それとも率先してやっているのか分かりませんが）
とにかく素晴らしい。
だって、夫婦カウンセラーになる前の私は、正直褒められたものではありません。
全然家事なんかやってませんでした。
だからこそ、こういう男性はもっと評価されていいと思うのです。尊敬します。
家事に積極的な男性のみなさん、是非私と一緒に結婚教育を学んで、一緒に結婚の大切さを社会に発信してまいりましょう！！
変われない男性の言い分
さて、話を戻します。
この男女機会均等な世の中において、いまだに家事を妻に任せきりな男性たちがいるなんて。
「し、仕事が忙しいからしょうがないだろう！」
なるほど。
分かります。あなたの言いたいこと。
あなたの会社が悪いんですよね。
働き方改革がこれだけ叫ばれているなか、あなたの会社は、きっと時代遅れな思想なのですね。
もし、いまの働き方に不満があるのであれば、奥さまとたくさんお話になられて、あなたの働き方をあなたが望むように変えるということもアリでしょう。
そんな時代遅れな会社を辞めて、転職という選択もありますし、副業という選択もあります。
私も会社を辞める選択をしました。
子どもさんが３人いて、会社を辞め、起業した方もいます。
奥さまと信頼関係があれば、たとえ結婚していても、どのように生きるかは、意外と自分で選べるものです。
変わる男性の価値観
さてさて、大変お待たせしました、本日メインのお話。
今の若い方の価値観が、大きく変わってきているのです。
あの象印さんの調査で分かったのですが、
『結婚後、日常の家事を夫婦で分担することは当然だと思いますか』と尋ねると『当然だと思う』と答えた男性は89.8％で、家事は分担するものという意識でいることがうかがえます。
2017未婚の男女に聞く理想の夫婦生活調査 象印調査より一部抜粋
なんと、未婚の男性の９割が家事に積極的だそうです！！
いや〜〜
時代とともに、価値観は変わっていくのです。
女性の社会進出という社会環境の変化もありますが、私はその裏側に「若者の価値感」の変化を感じます。
変わる若者の価値観、夫婦の価値観
仕事だけで一生を終えるという考え方から、仕事もプライベートもそこそこまったり。
自分のペースで生きていくという価値観が、若い人たちの間に生まれているのです。
４０代以上の方、もう時代は変わったのですよ！！！
新しい時代の男性の価値観は、結婚というものを大きく変えていくでしょう。
それは、女性にとって嬉しいこと。
・・・とは言い切れません。
女性もまた、考え方を変えていかなければなりません。
「会社辞めて、のんびり専業主婦して〜」
なんて古い考えでは、家事ができる男性から相手されないかもしれません。
家事ができる男性から求められる女性像とは？
夫が家事を出来るようになったとき、妻は今までと同じでいいのでしょうか？
豊かな結婚生活をおくるためには、夫が何を求めているかを感じ取るスキルが必要になるのです。
ハッピーな結婚をするために、夫の気持ちを学んでみてはいかがでしょう！
執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎（しもきしゅういちろう）
夫の気持ちを知る！夫の気持ち研究家
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