浮気している夫に優しくしたら「しめしめ」と外でもイイ思いするのは耐えられない

夫婦再生カウンセラーの下木修一郎です。

下木修一郎の無料プレゼント&メルマガをご購読されている方から、ご感想とご質問を頂きました!
本当にありがとうございます^^)

ご紹介の許可も頂きましたので、掲載させていただきます!


 

下木さま

無料メール、大変参考になりました。

以前の私は夫を褒めたことがありませんでしたが、下木さまの教えを読んで男性を褒めることが夫婦改善するのに、どんなに重要であるか知ったのは大きな収穫です!

夫は自分の気持ちを私に上手く表現できず怒ったりスネばかり出してきたり、(つい最近まで夫からDVを受けていました)たとえ言えたとしても本音を はしょったりで、私には夫の望みは何か、さっぱり掴めずにいました。

掴めないが為に、私は対処の仕方が分からず夫を追求し責めてばかりの悪循環にハマっていたことが分かりました。

夫を褒めるようになって、少し照れくさそうに夫が喜んでいるのが感じられます。これからも下木さまの教えを実践し続けていきます。

ところで、この度お聞きしたいのは、

私が実践することで夫婦間がいい感じになっても、なお浮気相手と関係を続けていきたいという欲が夫にあった場合、どうしたものでしょう。

信じられなくても、信じているフリは辛くてもやっていきます。

怪しいと思っても、帰宅した夫にお疲れ様って笑顔で言っていきます。

けれど、そうすることで夫が図に乗って「しめしめ」と家でも外でもイイ思いをするなんて‥堪えられないです。

罪悪感を払拭する為に、休みにどこか妻の行きたい所に連れて行ってあげる、家事の手伝いをする程度のことさえやっていればいいんだみたいに思われたら、妻の苦しみは終わらないです。

私のように危惧している全国の妻族の為に、打開策を配信していただけたら有難いです!

下木さまならば、的を射たコメントをしてくれると信じています。よろしくお願いいたします。

きらら


 

質問「夫婦間がいい感じになっても、なお浮気相手と関係を続けていきたいという欲が夫にあったら?」

きららさん、ご感想頂きましてありがとうございます。

夫が喜んでいる・・・それは良かったです!私も嬉しいです^^)素敵な報告ありがとうございます!

そして、ご質問もありがとうございます。頑張ってるのに、夫が「しめしめ」と思っていたら…辛いですよね。

 

>的を射たコメントをしてくれると信じています。

おおお・・・ドキドキしますね^^;)

 

しめしめと外でいい思いをしている夫に対してどうするか。

結論から言えば、耐えなくていい。

耐えてはいけない。

 

しかし、ただ単に「許せない」と伝えるだけではうまくいきません。

ある条件を満たす必要があります。

そのために、まず浮気した男心を理解することから始めましょう。

そもそも夫がなぜ浮気をしたか

ご相談頂いたきららさんのご主人は、なぜ浮気をしたのでしょうか。

きららさんはご主人を「正論」で責めていたそうです。

妻の正論というのは、ものすごく男性を追い込むものなんです。うまく表現できないのですが、正論を振りかざされると、もう頭のなかがグルグル周り、血圧もぐわ~~っと上昇し、生命的にもヤバイわけです。とても苦しいわけです。

なんとか逃れようとしますが、会話では勝てません。その結果スネることで妻との会話を拒否したりします。それでも収まらない正論に対しては、暴言や暴力で対抗しようとします。

妻の正論に追い込まれて、それから逃れようとDVをふるう男性は決して少なくないのです。

ですので、ご主人の浮気原因は「家庭での居場所が無かった」と仮定したいと思います。

 

家庭における夫の居場所とは、自分を理解してくれる妻の事を指します。

しかし、妻が自分の考えを押し付け、拒否し、受け入れてくれないとしたら。。。

 

妻と向き合うことを諦め、浮気に走ってしまう。

女性が想像するより、男は「心が弱い」生き物です。

 

会社の同僚と浮気に走る男性が多いのは、手短なところで癒やしを求めるからです。

私は、心安らげる場所を求め、さまよい、葛藤しながら浮気に走る男性を何人も見てきました。

同じ男性として、その気持ちはとても理解できます。

 

男は手のひらで転がせばいいのよ、と言われても・・・。

私のメルマガを読まれて、きららさんは褒めることの価値を感じられ、早速実践されたそうです。

「夫を褒めるようになって、少し照れくさそうに夫が喜んでいるのが感じられます。」

おお!素晴らしい!

喜んでいるというご主人のリアクションは、きららさんの言葉を受け取った証でしょう。

正論で責められ続けたのに、それでも妻の褒め言葉に、ご主人は心躍らせるわけです。

妻の褒め言葉ひとつで、男性は小躍りしたくなるほど嬉しくなる生き物なのです。

なんと単純!!!

 

きららさんのように、自分の心に気付き、行動を変えられる方は多くありません。

カウンセリングに来られるご相談者に「夫を褒めますか?」とお聞きすると

「褒めるところもないのに、褒めることなんてできない。」

とおっしゃる方は結構います。

ものすごくがんばってきた。でも報われない。逆に「私が褒めてもらいたいくらいだ!」という積年の恨みをグツグツとお持ちの状態では、夫を褒めるなんてできませんね。

そういう方に必要なのは、まず自分が頑張ってきたことを、自分自身で褒めてあげること。

自分を褒めていないのに、相手を褒めるなんて無理ですから^^)

「私はがんばってる!」って、自分をヨシヨシしてあげてください。スイーツ?洋服?お酒??ご褒美だってあげてください。

まずは自分を認めてあげることから始めてみましょう。

 

居場所ができても夫は浮気するのか

自分が変われば、相手も変わる。

妻の変化は、夫の変化を促します。

ですが、浮気真っ最中だとしたらどうでしょう。

妻が気持ちを入れ替えて頑張れば、すぐに浮気相手と切れるでしょうか。

 

残念ながら、そう簡単な話ではありません。

夫が苦しかった時、浮気相手に支えてもらっていたという恩のようなものがあります。妻が優しくなったから、もう君は要らないよ、とポイ捨てできるものではありません。

(ポイ捨てできたら、それはそれで酷い男…いや酷くないのか。う~ん・・・)

 

それに、妻がこれから先も変わらず、すっと自分を認め続けてくれるのだろうかという不安もあります。

今までがあまり良くない夫婦仲だった場合、信じてよいのかという不安もあるでしょう。

 

夫が妻への不安を払拭するための期間は、ケースバイケースですが、少なくとも半年は必要だと考えています。この間に、夫は妻の行動の変化を見定めようとするでしょう。

妻にも浮気相手にもいい顔をする期間というのが存在するのは、こういう理由です。

この時間感覚のズレを意識しておかないと、私が優しいのを良いことに外で「しめしめ」なんて許せない!!!となるわけです。

 

ですが、頭では分かっていたとしても、夫が浮気を続けているのは辛いことです。今すぐ止めさせたいと思うのも当然です。ですが、ここで無理やり引き剥がしたとしても、また別の女に行かれては意味がありませんね。

根本からの解決が必要なのです。

そのために重要なことがひとつあります。

それは、「夫との仲を良くするのは一体何のため?」と自分に問いかけること。

もし、あなたが夫から愛されるために頑張ろうとすると、残念ながらうまくいかなくなります。頑張っている最中に「こんなに頑張っているのに、なぜ?なぜ!?」と苦しくなっていき、途中で断念してしまうからです。

 

もともと二人がうまくいっていなかったとすれば、辛い状況になるのは当然なのです。

辛い状況になったことには、必ず意味があるのです。

その意味を見つけないと、ただ我慢を続けるだけの、ただひたすら苦しい日々になってしまうのです。

意味の見つけ方についてはとても長くなりますのでここではお伝えできませんが、夫の本音を知る動画でもご紹介していますので、ご興味ありましたらご覧頂ければと思います。

 

それでも浮気を続ける「しめしめ」夫への対応方法

しかし、なかには本当に「しめしめ」と思う夫もいるようです。

妻と浮気相手を上手く渡り合い、15年も浮気を続けた男がいました。

その男はある時、浮気相手に「君には幸せになってほしい。君が別れたいのなら僕は受け入れる。」と言って浮気相手に別れを決めさせたそうです。

私も人のことをとやかく言えるほど立派な人間ではありません。ですが、さすがにここまでくると酷い。そんな夫でも一緒に人生を続けたいのか。そこは一度立ち止まって考えて欲しいところです。

 

困るのは、「しめしめ」夫ではなく「ずるずる」夫です。情がうつったり、相手の女性に別れを切り出せずに「ずるずる」してしまう。優柔不断というより、優しすぎる夫によく見られる傾向です。

こういう夫に対して、どのように接していけばいいのでしょうか。

最終的にはピシャリと伝えなければなりません。

そのためには、一つの条件を満たしておく必要があります。

 

それは、夫にとって「別れたくない」と思わせること。

当たり前のことですが、浮気相手よりも、やっぱり妻がいいなぁと思えなければ、夫はあなたの元へは戻っては来ないわけです。

夫婦は婚姻関係にありますが、それはあくまでも法的な関係。

心まで縛れるものではありません。

夫婦は、やっぱり「男と女」なのです。

 

君と別れたくない。

君と一緒にいたい。

君がいいんだ。

 

そう思わせることが、何よりも大事。

(当たり前のことを当たり前に言ってるだけです。でも、みんな忘れちゃうんですよね^^;)

そのためには、夫婦円満のため、がんばって夫を理解し、日々実践することで「夫婦間がいい感じ」になること。

夫婦間がいい感じになっていないのに、浮気相手と切れるのは難しいわけです。

 

もし、夫婦間がいい感じになった状態が半年続いてもまだ女と続いていたら。そのときには女と手を切るための行動を起こしましょう。そのための準備は整っています。

切るための行動のパターンはいくつかあります。直接言う、女に言う、弁護士を使う、ケースによって様々です。直接言っても夫が認めない場合もあります。どうすれば一番良いかを一緒に考えてましょう。

とにかく、まずは「いい感じになる」を定着させることを目指しましょう。

きららさん、応援しています。がんばりましょう!!

 


 

この後、ご質問頂いたきららさんから、お礼のメールを頂きました。

「私は なーんにも分かっていなかったんだなあ。
でも  下木さまの お陰で分かりました。

辛い状況になった意味のことを考えました。

私も悪かったけど、やっぱり夫のやっていることの方が罪が重いじゃないか💢
と、「けど」があったんです。
そう思っている内は、なんにも分かっていないということですね。

夫を理解しようとする姿勢じゃないですよね。

「けど」がある内は可哀想な私を演じている。
現状は何にも変わらないということ。

夫が間違ったことをするようになったのは、私がきっかけを作ったんだ。
私が、自分で夫を よその女に追いやっていたんだなあ。
辛い状況 。
これは私が作ったのだ。認めます。

今 心は静かです。
下木さま 被害者気取りだった私を納得させてくださり本当にありがとうございました。」

 


 

とんでもない。

わたしはただ、男性がどう考えるかをお伝えしただけに過ぎません。

きららさんが「向き合い」そして「考えた」からです。

起きたことには、必ず意味がある。

重要な意味があるのです。

そのことに気付いたら、人生は豊かになります!

執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
夫が何を考えているのか分からないあなたへ『夫のホンネがわかる動画』も絶賛公開中です。

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