11月22日「いい夫婦の日」は、コミニュケーションが苦手だといわれる日本人の「夫婦」が、お互いに感謝の気持ちをかたちにするきっかけを作ることを目指しているそうです。とても素晴らしい活動なのですが、よくよく考えると、

いい夫婦って、なに？

「いい夫婦の日」が言うように、パートナーに感謝されてると実感できるのが「いい夫婦」ならば、いい夫婦とは、普段から「ありがとう」が言い合える夫婦ってことになります。

つまり、「いい夫婦の日」は、普段「ありがとう」を言えてない夫婦が多いからが生まれたともいえるのです。

というわけで「いい夫婦」を増やすために、わかりやすく「ありがとう」を言うポイントをリストアップしてみました。

１日に「５９のありがとう」

朝、起こしてくれてありがとう
笑顔で「おはよう」と言ってくれてありがとう
お弁当つくってくれてありがとう
朝ごはん作ってくれてありがとう
食器出してくれてありがとう
コーヒー淹れてくれてくれてありがとう
おいしかったよ、ありがとう
ごちそうさまって言ってくれてありがとう
食器片付けてくれてありがとう
トイレゆずってくれてありがとう
トイレットペーパー替えてくれてありがとう
ゴミまとめてくれてありがとう
ゴミ出してくれてありがとう
洋服を準備してくれてありがとう
玄関まで見送ってくれてありがとう
元気よく行ってきますといってくれてありがとう
いってらっしゃいと笑顔でいってくれてありがとう
いつも洗濯してくれてありがとう
いつもお風呂掃除してくれてありがとう
いつも洗面所キレイにしてくれてありがとう
いつも掃除してくれてありがとう
保育園の送り迎えありがとう
買い物ありがとう
今から帰る、とメールしてくれてありがとう
献立考えてくれてありがとう
おかえりって言ってくれてありがとう
ただいまって言ってくれてありがとう
笑顔で迎えてくれてありがとう
笑顔で答えてくれてありがとう
無事にかえってきてくれてありがとう
子供が元気で、ありがとう
家の中がいい匂いだ、ありがとう
家の中が暖かい、ありがとう
スイーツのおみやげありがとう
おいしい夕食ありがとう
大好きな料理だ、ありがとう
おかわりはだめと叱ってくれてありがとう
健康のためとわかってくれてありがとう
好きなドラマ見させてくれてありがとう
一緒に笑ってくれてありがとう
面白いドラマだね、ありがとう
ビデオ録画しておいてくれてありがとう
子供寝かせつけてくれてありがとう
今日どうだった？と聞いてくれてありがとう
大変なんだね、ありがとう
お酒買ってきてくれてありがとう
お酒一緒に飲んでくれてありがとう
疲れてない？と心配してくれてありがとう
肩もんでくれてありがとう
食器洗ってくれてありがとう
お風呂準備してくれてありがとう
新しい歯ブラシ買ってくれたんだ、ありがとう
きれいなタオルをありがとう
お布団ほかほかありがとう
一緒に寝てくれてありがとう
抱きしめてくれてありがとう
いつもそばにいてくれてありがとう
「おやすみ」っていってくれてありがとう
今日も一日ありがとう

全部、ふつうなことです。つまり、

ふつう＋ありがとう＝いい夫婦

ってことなのです。
だから、どんな夫婦だって、「いい夫婦」になれる可能性があるということなのです。

ネガティブ＋ありがとう＝？

では、ふつうのことではなく、ネガティブなことにありがとうと言ってみると、何が起きるのでしょう。

脳は矛盾を嫌うので、嫌なことも感謝という気持ちに変わるはずです。（論理的には）

休日のごろ寝＋ありがとう
＝ごろ寝してくれてありがとう。
（平日の昼間は会社にいってくれるのは感謝だわ。）

料理がおいしくない＋ありがとう
＝まずい料理をありがとう。
（そろそろダイエット始めるつもりだったし。）

オナラ＋ありがとう
＝クサッ！オナラしてくれてありがとう。
（オナラも、いい臭い）

臭いだけのオナラも、夫婦の楽しみの一つに代わるというわけです。

というわけで、妻がタイミングよくオナラをしてくれたので、実際にやってみました。

妻「ブッ」
私「オナラしてくれてありがとう」
妻「えーー？なにそれ、気持ち悪い！」
私「気持ち悪い？」
妻「オナラにありがとうなんて言う人、人いないよ」
私「…そ、そうだけど」

まぁ、険悪な雰囲気になることは防げそうです（笑）

執筆：下木修一郎（しもきしゅういちろう）

NPO法人日本結婚教育協会会員
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