もしトランプが夫だったら…? 夫の機嫌を取る人生から抜け出す方法
朝、夫が朝からこんな感じだったら・・・

「我が家は史上最高の家庭だ!私のリーダーシップがあったからこそ、今日も平和に回っている!」
(…お、おう? 朝からやたらテンション高いな。)
「ねぇ、日本の男性の家事関連時間って、女性の5分の1以下なんだって。もっと協力してほしいな。」

「それはフェイクニュースだ!そんな統計、信じられない!」
「でも、男性の家事・育児参加が進むと、家族全体の幸福度が上がるってデータもあるのよ。」

「統計なんて操作できるさ。私の周りの夫たちは、みんな家事に積極的に参加している!」
(……いや、あなたはしてないよね?)
もし、あなたの夫がこんな感じだったらどうします?
…そう、まるで トランプ大統領みたいな夫 だったら。
夫が不機嫌にならないように、夫が納得するように、夫のご機嫌を取りながら生活する毎日。
でも、考えてみてください。
あなたも無意識に、夫の機嫌を取っていませんか?
夫の機嫌を取るのが当たり前になっていませんか?
夫が不機嫌にならないように、こんなことをしていませんか?

✔ 夫が疲れていそうなら、話しかけるのをやめる
✔ お願いごとは、夫の機嫌が良さそうなタイミングを狙う
✔ 夫がイライラしていたら、できるだけそっとしておく
これ、まるで「地雷を踏まないように慎重に歩く爆弾処理班」ですよね(泣)。
もちろん、パートナーに配慮することは大事です。
でも、それが毎日続くとしたら?
もし、あなたの生活が 「夫の機嫌」に振り回されるもの になっているなら、それって 「夫婦関係」ではなく「主従関係」 になっているのかもしれません。
「私が我慢すれば、夫婦円満」は本当?
ご相談者とお話していると、たまにこんな言葉を聞きます。

「夫が機嫌よく過ごしてくれたら、それでいいんです」
「私が少し気をつければ、ケンカにならないから」
確かに、そうすれば表面的には穏やかな関係が続くかもしれません。
でも、ちょっと想像してみてください。
あなたが85歳になったとき、人生を振り返って、「あぁ、素晴らしい人生だった!」と心から思えるでしょうか。
子どもから「お母さん結婚して良かった?」と聞かれたときに、あなたはどう答えるでしょうか。
胸を張って「もちろん!」と答えたいならば、夫の機嫌を取るために生きる人生ではなく、「自分のために生きる人生」 にシフトする、という考えもあると思うのです。
「私はどうしたいか?」を考える時間を持とう
カウンセリング中に、こんなエピソードがありました。(よくあるエピソードです)
私:「夢はありますか?」
ご相談者:「んー…特にないですね」
ここで私はこう聞いてみました。
私:「じゃあ、もしお子さんが『ママの夢は?』と聞いてきたら、何て答えます?」
その女性は、一瞬ハッとして、こう言いました。
ご相談者:「あ…そうですよね。私が『ない』って言ったら、子どもはちょっと寂しいかも…」
(質問ってすごいですよね。一瞬で、自分を違う視点から見ることができますね。)
夢があるかないかは、もちろん自由です。
夢がないからといって否定されるものではありません。
でも、夢は人生の羅針盤。
「自分がどうしたいか?」を考えずに生きると、知らず知らずのうちに 「誰かに流される人生」 になってしまうんです。
まずは、小さなことでもいいので、「私がやりたいこと」 を考える時間を持ってみましょう。

自己肯定感を高めるために、今すぐできる3つのこと
① 「私はどうしたい?」を考える時間を作る
✔ 朝の5分で、「今日、自分が楽しめること」を考えてみる
✔ 「夫の意見」ではなく、「私はどう思う?」を意識する
✔ 「私が好きなものリスト」を作ってみる
② 「ちょっとやってみたいこと」を探してみる
✔ 昔好きだったことを思い出す(音楽、読書、料理…)
✔ 「興味はあるけどやったことがないこと」を書き出す
✔ 「やってみたいことを書いた夢ノート」を作る
③ 「嫌なことは嫌」と言ってみる
✔ 夫に「今は疲れてるから後で話したい」と伝えてみる
✔ 「私はこうしてほしいな」と、遠慮せずに言ってみる
✔ 「それは嫌だからやめて」と、一度でいいから言ってみる
いきなり強く主張しなくてもいいです。
急にキャラ変は無理だから。だからこそ、「小さなNO」を積み重ねて、少しずつ「私はこうしたい」が言えるようにしていきましょう。

まとめ:あなたの人生は、あなたのもの!
トランプ夫を攻略するには、「いかに気持ちよくさせるか」が大事。
でも、それって 本当に幸せな夫婦関係?
日本はアメリカの傘に入ることを選んだ国だから、トランプに対して立ち向かうことは難しいでしょう。残念ですが・・・
でもあなたの夫は、トランプじゃない。大統領でもない。
ただのしがないオッサンです。
もしあなたが経済的にトランプ夫の傘に入らなければ生きていきたい、そうでなければ生きていけない!というのであれば、戦略的に、徹底的にトランプの傘に入り込めばいいのです。
自分の生き方を決めるのは自分です。何も恥じることはないのです。
ただ、本当はトランプ夫の傘の下なんか嫌・・・でも、その現実と向き合うのを避けて「夫の機嫌を取ること」が習慣になっているなら、やっぱり、一度立ち止まって考えてみてほしい。
あなたは、夫の顔色をうかがうために生きているんじゃない。
あなたの人生は、あなたのもの。
✔ 「私はどうしたい?」を大事にする
✔ 「ちょっとやってみたいこと」を増やす
✔ 「嫌なことは嫌」と伝える練習をする
そうすれば、夫に振り回されることなく、もっと自分らしく生きられるはずだから!
大丈夫、あなたならできる。
まずは、「私はどうしたい?」を考えることから始めてみませんか?
自分ひとりでは難しいのであれば、頼ればいいじゃないですか。
あたなの手をとって一緒にがんばってくれる人に「よろしく!」と手を差し出し、握り返してくれた人といっしょになって、悔しがり、喜びながらも、あなたらしい人生を歩むという選択肢もある。
私は、自分らしく頑張って歩むあなたの笑顔が見たいです!

執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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