夫婦の会話が減っていくメカニズム どうやったら夫と会話を楽しめるか
女性はとにかく話がしたい!!!
だって話をすると、脳が気持ちいいもん!!!
寝る前にゆっくりお話する時間なんて最高。
でも、男性にはその感覚がな〜い。
だから、妻の話の聞き方が分からない。
話の聞き方がわからない?なにそれ?と思うかもしれませんが、本当に分からないのです。
だって、ただ話をすることで脳が気持ちよくなったりしないのですから。
夫は妻と会話をすると疲れるのです。
(男がうれしいのは、自慢話、持論の展開、趣味の話・・・ああ、残念。)
もし、夫に向かって「ただ聞いてくれればいいの」と伝えてみたら、今度は、がんばって妻の会話を聞いてしまうのです。
「妻にとって、この話は何が議題なのか!?」
(・・・議題て!)
「妻の問題点はなんだ!?」
(・・・問題とかないし)
「その妻の課題をどうすれば解決できるのか!???」
(・・・解決いらんし)
「妻はいったい、俺に何を求めてるのか!?」
(・・・求めてないし)
なんて、無駄に考えてしまう。
そして、妻の話が別の話題に変わったとたん、
え?それで!?何が言いたいの?
オチは!?
と妻にいらんことを言ってガッカリさせてしまいます。
夫は意味がわからず、疲れて「もう聞きたくない」となる。
妻にとっての「聞いてくれるだけでいい」
それが夫には、とにかく難しいのです!!!
夫と会話を楽しむには、会話に集中させないこと(笑)
私が妻と話をしていても全然イライラしないのは、ずばり・・・
屋外!
屋外だと、妻と会話していてもストレスが低い。
なぜか?会話の内容に集中し過ぎずに済むんですよ!これ大発見!!
たとえば、ウオーキングなんかおすすめ。
風景も変わるし、体を動かしているから、いい感じに注意が散漫にもなる。
ふたり向かい合わずに、同じ方向を見て歩きながら話すから、聞く意識が少し弱くなる。
気楽に聞いてるから「なるほどねー」なんて、気楽に共感できたりする。
まぁ、妻の話の内容はあまり覚えてないけど(笑)許して〜!
だから、まず外で会話して、
「今日はいっぱい話せて楽しかった」
と夫に伝えてあげれば、
「へー」
と、ちょっとうれしくさせれあげればいいわけです。
なんだか分からないけど、妻は満足したんだな。じゃあ、またウオーキング行ってもいいかな?って思うわけです。会話に集中しないからこそ、そのように感じることができるわけです。
会話そのものを楽しむのであれば「聞いてよ!」と正面から攻めるのではなく、まずは夫を外に連れ出そう!
というわけです。
たまに、妻の会話を聞いてくれている夫っていうのが存在しますが、それはかなり頑張っている夫だと思います。間違いない。そういう夫は大事にしたほうがいいです。貴重ですから。
大事にする方法は夫のうれしい!が分かる動画でも詳しくお話していますよ!
執筆:下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
夫婦再生カウンセリング名古屋代表カウンセラー
NPO法人日本結婚教育協会会員