日産と夫、驚きの共通点! こじれるプライドと再就職

【田中一郎(無職)再就職会見】

えー、本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。私、田中家の夫、田中一郎でございます。本日は、今後の就職活動の方針につきまして、ご報告申し上げます。

まず、ご存じの通り、私は長年勤めた会社をリストラされました。しかしながら、私のこれまでのキャリア、専門性、そして家庭内での役割を考慮した結果、慎重な判断を下さねばならない状況でございます。

本件に関しまして、皆様からの「とにかく働いて!」という提案については、誠に遺憾ながら、私の自主性がどこまで守られるのか、そして私の持つポテンシャルを本当に最大限引き出せるのか・・・最後まで確信を持つに至らず、この提案を受け入れることはできませんでした。

家庭内における財政の健全性に関する懸念が生じていることは認識しております。しかしながら、短期的な解決策に依存することなく、持続可能なキャリアの形成を第一に考えるべきであるとの判断に至りました。

つきましては、現在の労働市場を慎重に分析し、適切な環境が整うまで、あらゆる選択肢を検討してまいる所存であります。具体的には、

  • 私のスキルを最大限活かせる職場が見つかるまでの慎重な検討
  • 適切なオファーが提示されるまでの一時的な待機
  • 必要に応じた市場のリサーチおよび転職活動の戦略的立案

を進める計画です。

この決定に至るまでの過程におきましては、さまざまな意見があったことを承知しております。特に、「派遣でもいいから仕事をしろ」という提案については、我々の価値観の違いを象徴するものであり、慎重に協議を重ねる必要があると認識しております。

現時点では、特定の雇用機会について確定的な結論を出す段階には至っておりませんが、家族の未来を見据え、引き続き最適な選択肢を模索してまいります。

現時点では、検討を進めている段階であり、コメントは控えさせていただきます。

今後の進捗につきましては、適宜ご報告いたしますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

夫婦再生カウンセラーの下木修一郎です。

最近、日産とホンダの経営統合交渉が破談になったニュースが話題になっていますね。

日産がホンダの子会社になることを拒否したとのことですが、これって夫婦関係におけるプライド問題とかなり重なる部分があると思ったのです。

男ってプライドに振り回され、大切なことが何か分からなくなっていく切ない生き物・・・。

日産とホンダの交渉破談は家庭でも起きる

日産の内田誠社長は、「自主性に確信が持てなかった」との理由でホンダとの統合を拒否しました。ホンダ側は「一緒になれば強くなれる」と提案したわけですが、日産は「俺たちは俺たちの道を行く!」とプライドを貫いたわけです。

これ、家庭でも似たようなこと、よくあるのです。

夫婦関係におけるプライドの影響

例えば、夫が失業したとき。

「どんな仕事でもやればいいのに」と妻は思うのに、夫は「自分にふさわしい仕事じゃなきゃ」と変なプライドを発動し、なかなか再就職しようとしない。。。

実はこれ、決して珍しい話ではありません。

実際、カウンセリングの現場でも「夫が仕事を選びすぎて困っている」「家計が厳しいのに夫がなかなか再就職しようとしない」という相談は結構聞く話です。

「家族のために柔軟に働く」という妻の考えと、「俺は誇りを持って生きたい!」という夫の考えがぶつかる——こうした状況は、多くの夫婦の間で現実に起きている問題なのです。

これはまさに、今回の日産とホンダの交渉決裂と似た構造を持っています。

「どんな仕事でもやればいいのに」と妻は思うのに、夫は「自分にふさわしい仕事じゃなきゃ」と変なプライドを発動し、なかなか再就職しようとしない。

「家族のために柔軟に働く」という妻の考えと、「俺は誇りを持って生きたい!」という夫の考えがぶつかる——これが、まさに今回の日産とホンダの交渉決裂と似ているのです。

夫のプライドを理解する

妻としては、「とにかく働いてよ!」と言いたくなるところですが、夫のこの妙なこだわりの裏には「自分のプライドを守りたい」という必死の思いが隠れています。

男性は、社会的な評価を重視する生き物。今までのキャリアや経験が、ただの「生活のための手段」ではなく、「自分の存在意義そのもの」だったりします。

だからこそ、無職になると急に人生の意味まで見失いがち。日産が「独立性」を死守しようとしたのと同じで、夫も「俺は俺の誇りを持って生きたいんだ!」と意固地になるのです。

解決策:プライドを乗り越え、柔軟に生きる

じゃあ、どうすればいいのか?

妻:「ねえ、あなた。自分の価値は、特定の仕事だけで決まるわけじゃないと思うの。」

たとえば、このような問いかけが考えられますね。

夫のプライドを全否定するのではなく、「あなたのキャリアは尊重する。でも、現実的な選択肢も考えてみない?」というスタンスで接すると、少しずつ歩み寄ることができます。

また、夫自身も、「自分の価値は、仕事で決まるわけじゃない」と気づくことが大切。どんな仕事をするかより、家族を支えることが大事なんだ、と視点を変えられれば、柔軟に考えられるようになるかもしれません。

自分のプライドだけを守るのではなく、本当に大切にすべきものは何か——それを考えることができるかどうか。それが、夫としての成長の鍵なのかもしれませんね。

男性の皆さん、ともに成長をしましょう!V字回復!!

結論:日産の決断から学ぶ夫婦関係のヒント

今回の日産の件を通して、夫婦関係におけるプライド問題とその乗り越え方を考えてみました。

日産も夫も、「自分の価値を守る!」と意地を張る気持ちはわかります。でも、柔軟に変化することもまた、生き残るためには必要なこと。夫婦として生き残らなければ、プライド以外は全てなくなってしまうのですから。

ちなみに、私自身、日産のファンでして、Z32やプリメーラ、初代ムラーノ、アリヤのデザインも大好きです。だからこそ、日産の決断には愛を込めてツッコミを入れつつ、夫婦関係にも応用してみました(笑)。

それではまた!

執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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