『普通』という言葉が夫婦を破壊する
普通は…と言われて心が凍りつく
音声配信→夫婦再生ラジオ
相手に対して不満があるときに、相手が間違っている!と思ってしまうことはありませんか?
そんなときについ出てしまうのが、相手そのものを否定する★言葉ですね。
★相手そのものを否定するとは…相手の行動ではなく、相手の内面であったり、性格、気質、能力を否定することです
その代表的なものが
「普通」
です。
「普通なら家族を優先するよね」
「もっと手伝ってくれてもいいよね普通」
「家族が大事なら普通そんなことしないよね」
普通という言葉を使って、いかに夫が普通以下であるか、間違っているか、足りていないか、異常か!を”分からせよう”とするときに用いる言葉ですね。
「普通は…」という言葉を使う人は、自分自身は普通かそれ以上の事をしている、という意識を持っています。
つまり、「普通」という言葉を使うということは、相手を見下しているといえます。
見下された相手は、あなたの不満よりも、見下された!というインパクトで気持ちがいっぱいになります。
見下されて傷つく心を守るべく、だんまりを決め込むか、大きな声を出すなどの対応をすることになります。
傷つかないように、心を凍りつかせてしまうのです。
そんな相手の対応に、あなたの不満はさらに大きくなり、夫婦の溝もどんどん深くなってしまう。。。
夫婦が不仲になるのは、言葉の解釈の掛け違いであると、私は考えています。
言葉の掛け違いを解消するには?
言葉の掛け違いを解消するためには、どうすれば良いのでしょう???
あなたが伝えたかったのは、不満であり、それは寂しさや悲しさ、共感を求める気持ちですよね。
そういうときは、「あなたは・・・」と相手を主語にせず、「私は・・・」のI(アイ)メッセージが有効です。
そうすれば、「普通は・・・」なんて単語が出にくくなると思います。
「私はあなたは普通じゃないと思っています」
というのは…まぁ言えますけれど、そこまでいったらもう(笑)
それはさておき、まずは、自分自身が「普通」という言葉を無意識に使っていないかをチェックしてみましょう。
なくて七癖、あって四十八癖。
客観的に気づくのは難しいもの。
子どもさんがいる人は、子どもさんに聞いてみるのもいいですね。子どもはよく見てますから・・・聞くのはドキドキしますけれど((汗))
幸せな夫婦生活は、まず気づくことからです!
Instagramライブで、更に「普通」についてもディスカッションしていますのでぜひお聞きください!
執筆 夫婦再生カウンセリング名古屋 主宰 下木修一郎(しもきしゅういちろう)
夫の気持ちを知る!夫の気持ち研究家
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