夫婦円満と思い込んでいたのは夫だけ!?

こんにちは!夫婦関係に悩む男性専門の夫婦カウンセラー吉川です。

今までに、たくさんの男性から

妻に離婚したいといわれて…

と相談を受けてきました。

妻のほうから離婚調停の申し立てをされた男性とも、たくさんお話をしました。

たいていの男性は

「俺がやったことに何の文句があるんだ!」

と主張していることが多いんです。

なんで離婚調停の申し立てをされたのか、理由がわからない。

妻のほうから家を出て行った理由もわからない。

理由がわからないから、勝手に出て行った妻と子どもに生活費を払わないといけない理由もわからない…

このように妻のほうから気持ちが離れていく男性には、いくつか傾向があります。

その傾向のひとつが

「自分勝手に物事を進める人。他人の意見を聞かない人」

です!

妻や子どもは、コマじゃない

頭の回転が速い人、合理的に何事も済ませようとする人に多い傾向ですね。

頭をフル回転させて、自分の意見をとことん押し進める人。

「いち早くゴールにたどり着ける」ことを第一に考えている人。

自分が正しいと思うとおりに突き進むだけ。

よく考えてみてください。

そのゴールにあなた以外の考えはありますか?

妻からの提案を、ちゃんと聞いていますか?

何も聞かずに自分の思い通り、は自分勝手なだけ。

人生はあくまでも人生。「人生ゲーム」じゃないんです…

妻や子どもは、すごろくのコマではありませんからね。

家族のため、子どものため、妻のため。

がんばることは何ら悪いことではありませんが…

自分の思いだけで家族や夫婦は進んでいきません。

このように、妻や子どもをすごろくのコマのように、自分の意思だけで動かそうとする人は、

たいてい、妻をはじめとする人の意見を聞きません。

意見を聞いてくれず、コミュニケーションが一方的。

妻は夫の味方であるはず。ささえてくれる存在のはず。

にもかかわらず、夫は意見を聞いてくれない…

きっと、妻はさみしくて悲しい気持ちになっていると思いますよ。

妻はどんなことを思っているのか、もっと詳しく説明します。

妻の気持ちがわからない!と悩んでいる男性に是非読んでもらい、少しでも夫婦関係改善に役に立ててほしいと思います。

「自分勝手な夫」への妻の思い

まずは

夫が怖い

という感情。恐怖心です。

妻の意見を聞かないどころか、その意見に不機嫌になり怒り出す。

ますます、意見を言えないような雰囲気に…

その雰囲気に恐怖心を抱くのです。

次にくるのは

夫へのあきらめ

の感情。

「この人には、何を言っても仕方ない」と。

離婚調停申し立ての際には「もう結構です、こういう人だから」とおっしゃっている女性がほとんどです。

恐怖心とあきらめの末の選択。

女性の決断は、なかなか変わることはありません。

最初は、妻のほうも努力します。絶対に努力しています。

「たしかにその意見は正しいけれど、私はこんな意見もいいと思うわ」

と認めたうえで、意見を言ってくれる。

ちゃんとコミュニケーションもとろうとしてくれる。

だって妻は、夫にとって味方なはずだから。

それすらもなくなってしまったら、夫婦関係の修復はかなり難しいものに。

妻が努力してくれているうちに、妻の意見もちゃんと聞いてあげてほしいのです。

努力しても状況は変わらない、何を言っても変わらない、

そう感じたら、妻の気持ちはどんどん離れていきます。

妻の気持ちに気づくために、大切なポイント

自分が正しいと思い込んでいるから、他人の意見を聞かない。聞けない。

そういった行為により、妻の気持ちが離れていくことにも気づかないのが問題なのです。

そうなる前に…

自分だけ見ていないで、妻の意見を聞く姿勢をもつ

早い段階で、妻の反応や様子を見て気が付つかどうかが、夫婦関係が修復でイルカの分かれ道になります。

必ず、妻の態度や言葉に変化があるはず。

意見を言ってくれるうちが花です。

気づいてほしい、今ならまだ間に合う妻の変化

・妻の態度が今までと違う

・妻の会話の内容がよそよそしい

・妻の言葉数も少なくなる

・妻のテンションが低い

・家族の雰囲気が暗い

夫への恐怖やあきらめを感じた妻には、このような変化が必ずあるはずです。

気づけたら、妻の気持ちを無視しているかもしれない、と考えてみましょう。

まず妻に対してやるべきこと

もし、何かおかしいと思ったら

妻が不機嫌になっていたり、無視されたりしたら

「なんだよ、ふてくされて!」なんて言わないように。

また、放置もダメ。一番ダメです!分からなくてもいい、女性は男性に声をかけてほしいんです。

まずは

「何かあった?」と聞いてみてほしいです。

自分から話しかけるのが苦手な男性も多いと思いますが、ここはちょっとがんばってもらいたいです。

「ねえ、何かあったの?」と聞くだけです。

どうせ聞いてくれない…とあきらめている妻は、自分から意見を言わないです。だって、もう状況は変わらないとあきらめているんだから。

だから、夫から声をかけてほしいんです。ちゃんと妻の意見もを聞く姿勢があることを示しましょう。

妻がちゃんと話してくれたら、まずはひとつひとつを聞いてください。

妻の意見に「オマエだって!」と反論したくなっても、反論せずに聞いてください。

女性は共感されたい生き物です。

ちゃんと意見を聞いてもらえたら、「この人はまだ私の言葉を聞こうとしているんだ」と安心することができます。

妻にまだ夫への愛があれば「今度からは気をつけてね。」と声をかけてもらえるかもしれません。

そこから、妻の持っている恐怖心やあきらめを取り除いて、関係を修復していきましょう。

もし、何も答えてくれなかったら。

「別に」と言われたら。

まずは「わかった、また話したいときに話してね。キミの考えを聞いてみたいから」と返事しましょう。

いつでも意見を言えるような雰囲気にしておくのです。

恐怖心やあきらめを取り除くには大切なこと。

でも、実際にこの状況は非常にまずいです!

「別に」と言われたのは、すでに気持ちが離れているからかもしれません。

考え方を変えても、声をかけてもダメなら、かなりまずい状況かもしれません。

そうなったら夫婦の専門家である夫婦カウンセラーにご相談ください。

男性専門のカウンセラーが親身になってお聞きします。

離婚調停まで進むと女性の意思はてこでも変わらない。だから…

離婚調停まで進んでしまうと、妻の意思はかたく、もうどうにもならない…というケースが多いものです。

女性の意思は決断したら最後、なかなか変わりません…

ですから、早く気づかなければなりません。

早く気づけたら、話し合えたら、まだ間に合います。

うまくいく・うまくいかないを繰り返して、夫婦は成長していくもの。

愛がさめるのは「大切にされていない」と感じた瞬間。

妻の意見を聞かずに、自分勝手なままだと、取り返しがつかなくなるかもしれません。

早く気づいて、ふたりで円満な関係を築いてくださいね^^

男性専門の夫婦カウンセリング 吉川知里

吉川知里

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