妻が食卓に惣菜やコンビニの出来合いのものを出すのは悪いことじゃない!
夫の気持ちがよ〜くわかる、夫婦再生カウンセラー下木修一郎です。
「共働き世帯の妻の働き方、「150万円の壁」を越えないが過半数」
「女性の活躍推進」の政策で働く女性は増えたけれど、夫の配偶者控除を意識して150万円の「壁」を超えずにパートタイムで働く妻が過半数である、という記事がヤフーに出ていました。
その記事に対するコメントの中で、
「年収は150万以上のとき、仕事に疲れてお惣菜買っちゃったり自分のお昼ごはんのお弁当作るの面倒臭くてコンビニ行ったり。責任ある仕事任されて、子供の宿題すらしっかり見てあげられなくて、帰ってきてぐったり。何もかも中途半端でイライラして、「私も働いてるんだから、ちょっと位手伝ってよ」と、旦那に八つ当たり。そんな生活に疲れて、今年から扶養内パートで働いてます。世帯年収はかなり下がりましたが、私の心は穏やかです。」
という意見がありました。
それに返信する形で、
「惣菜買うのもコンビニで買うのも、何も悪い事じゃないのに、悪いと思ってしまうの、よくないですよね。」
という意見もありました。
本当にそうですよね、一所懸命頑張ってるのに、惣菜とかコンビニとかでご飯を作ることに対して罪悪感を感じてしまうと、仕事しながらの育児することそのものが罪悪感になってしまいそうだもん。
でも、、、、本当にすみません!!!!!
結婚したてのころ、正直に言えば、うちの奥さまが調理済みのなんとかの素とか、なんちゃらハンバーグソースとか、できあいのロールキャベツとかで料理するのって、正直「えっ!」って思ってました!!ほんとごめんなさい!!!
私49才で、昔はそんな便利なものもなかったので、料理はだしからとるのが「当たり前」だと思ってたんです。実際母親はフルタイムで働いていましたので、母親ってそういうことができる人間だと思いこんでいました。(おばあちゃんがいたので成り立っていたのもありますが、子どものころ、家庭が回る仕組みなんて考えたこともなかった)
妻と結婚して、こっちはフルタイムで12時間とか仕事してるのに、妻はパートじゃん、と。なのに簡単に料理しちゃってさ、みたいな。
あああ、情けない!!
私もしっかり、昔の価値観に縛られていた人間でした。
でもね、仕事帰ってきてから頑張っ料理をしている奥さまの姿をちゃんと見るようになってから、どんな料理でも作ってくれようとしていることが愛情ではないかと、やっと気づくことができたわけです。
おかげさまで、今ではもう鍋の素的なやつをじゃーと鍋に入れるだけのやつで全然OKだし、なんたって美味しいしバリエーションすごいし(笑)
いいんです、最近の惣菜もすごいうまいもん。セブンイレブンとか、商品開発力すごすぎでしょう。
「妻が楽するためにセブンイレブンがんばってるんでしょ?」
と奥さまは言ってます^^)
罪悪感を持つ気持ちはわかります。そういうふうに育ってきたんですもの。
だからこそ、そのことを、自分がしんどいんだってことを夫婦で言い合いましょう。
楽になりましょう。
相手に期待して、何度も裏切られちゃったからもういうのが嫌だ、と思う人もいるかもしれません。
でも、もしかしたら、裏切られたって思っているけれど、相手はそんなふうに考えてないってケースも多いんです。
どうしても言えないって人は、私に聞いてくださいね。何かお力になれると思います。
それで楽になれば超ラッキーですから!
夫婦再生カウンセラー 下木修一郎